皆さんは、弁護士に相談したことがあるでしょうか。
ふつう、ないですよね。。。
私は、あるのです。しかも、消費者問題の被害者として・・・。
この体験が消費生活アドバイザーをめざすきっかけにも
なったのですが、今思うと、高い授業料でした。
いったい、どんなことに騙されたのか!? と話し始めると
長くなってしまうので省きます。知りたい方は、
今度、私にビールを飲ませてください。いくらでもお話します(笑)。
ところで、弁護士というと、どんなイメージを持つでしょう。
私は、初めて相談するまで、一度も、弁護士という職業の方に
お会いしたことがなかったので、きっと、弁護士って
とてつもなく立派な方か、とてつもなく悪どい方かのどちらかだろう。
いずれにしても、とても偉そうにしているに違いない。
そう考えていました。
これは、半分当たっていて、半分当たっていませんでした。
まず、消費者問題を扱っている弁護士の方で、悪どいイメージの方は
いませんでした。それどころか、好感が持てる方が多数います。
しかし、そういう人でも、事務所に相談に行くと、1時間でも2時間でも
平気で人を待たせる方がいます。これは偉そうです。
忙しいのはわかりますが、私だって、忙しい中、時間を作って
足を運んでいるのです。この時から、私は、弁護士というのは、
「時間にルーズな人種」なのだと思いました。
ところが、ある企業法務の仕事が多い弁護士の方とお会いする
機会があり、その話をしたら、「依頼者を待たせるなんてとんでもない。
自分がもし、そんなに待たせてしまったら、相談料をタダにする」と言います。
その代わり、この弁護士の方の相談料って、とても高いのです。
それでも相談したいと言ってわざわざ来てくださっている依頼者の方を
待たせるなんてとんでもない、というわけです。
なるほど。この弁護士さんは、企業の社長を相手にしているので、
時間を守らないと商売にならないのだな、と思いました。
では、消費者問題を扱う弁護士は、どうでしょう。
依頼者1人ひとりの相談料や報酬が安いから時間にルーズなのでしょうか。
つまり、単価が安く、大量に仕事を引き受けないと食べていけない。
1人ひとりに気を遣っている暇などない、ということでしょうか。
もし、そうだとしたら、私は問題だと思います。その弁護士が、ではなく、
「消費者問題が安い」ということで、消費者である私たちは、
企業の社長と同じサービス、扱いを受けられないシステムになっている
ということが問題だと思います。
たまに、テレビを見ていると、消費者問題を扱って忙しく働き、
収入も少ない。だけど、消費者を救済することが僕の使命だ、
みたいな弁護士さんが紹介されていたりします。
私は、はっきり言って、こういうことを言う人は好きではありません。
こんなことを言われたら、その弁護士に依頼する消費者は
遠慮するじゃないですか。悪いなーと思っちゃう。
だから、少々待たされても、「センセイ、お忙しいからね・・・」と言って怒れない。
つまり、最初から、フェアではありません。
消費者問題が安いがゆえに、テレビに出まくっている弁護士も同様です。
テレビ弁護士なんて、信じてはいけません。
大きな社会問題になりそうだ、という場合以外は、依頼に行っても
時間がかかるばかりです。
よく、依頼者の代わりに弁護士はテレビに出て、
被害を訴えているのだと言う人もいますが、甚だ疑問です。
少なくとも、テレビに出るのが好きな弁護士が関心があるのは、
1人の依頼者ではなく、自分と社会の関係でしょう。
だから、社会問題になった事件はよく覚えていても、
依頼者の顔は思い出せない。
そういえば、私も、自分の担当弁護士に、依頼者であることを
忘れられていたこともありました。
そんな、こんなで、私はもう、
「消費者が弱い立場であるから、守ってあげなければいけない」
などという社会はうんざりです。
だから、「弱者救済」という言葉が死ぬほど嫌いです。
じゃあ、どうしたらいいか。
私は、クラスアクションなどを導入して、消費者問題が儲かる部類に
なることが必要だと思います。企業法務ばかりしている弁護士も
積極的に参入してくるような「市場」になればいいと思います。
そして、依頼者である私たちは、5分でも待たされたら怒る。
きちんと説明がされなかったりしたら、消費者契約法違反で訴えるくらい、
同等になるシステムになればいいと思います。
(というか、今の時点でも、弁護士と依頼者との取り決めは
消費者契約法の対象となるので、訴えられるはずだけど)
Recent Comments