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May 15, 2005

外来魚の水揚げ

霞ヶ浦の北浦で行われている「外来魚の水揚げ」に行ってきました。

この取り組みは、地元漁協(北浦漁業組合)と有機農業団体(ギルド)とNPO法人(アサザ基金)が連携して
漁師さんにとっては経済価値のない魚(アメリカナマズ、ハクレン、ブラックバス、ブルーギル)を産卵期の今の
時期に獲り、魚粉にして肥料にまぜ有機農家に使ってもらうという試みです。

今までも「外来魚の駆除」という名目で税金を投じて行われていましたが、今回は肥料にして地域に還元されることに違いがあります。今まで価値のない魚が価値のある魚に生まれ変わることで地元経済にも役立ちます。
また湖の富栄養化にとっても魚を取り除くことで魚に含まれているチッソ・リンの除去につながります。

有機農業団体ギルドの濱田さんは、今回の魚粉を使った農作物を「地域循環目的農産物」(環境パートナーシップ農産物)と呼び6月中旬頃から出荷していく予定と語っていました。

湖の伝統的地場産業である漁業が再生され、湖の周辺の農家が化学肥料や農薬を使わない努力をして、釣り人が釣った魚を持ち帰るルールを大切に守る、消費者も地元の魚の肥料で育った野菜を食べる、湖を中心として人とものが循環する社会への胎動が始まっています。

そうした試みのが行われている最中、「全農秋田」の背信行為は腹立たしく思います。
生産者と消費者を取り結ぶ農協や流通機構の改革を強く求めます。

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