つくば市の景観をみんなで考える
つくば市の行政と市民との協働を推進する会主催の勉強会「つくば市の景観をみんなで考えよう」に参加しました。
つくばTXの開通を間近に控えて、つくば中心部ではマンションの建築バブルになっています。
今まで空き地や駐車場だったところに巨大なマンションが建ち、景観上圧迫感を与えています。
景観法ができて、つくば市も景観行政都市になり、どうこれから景観計画、地区計画を立てていくのか、
国土交通省関東地方整備局建設部計画管理課、住宅整備課から2人の課長さんをお招きして、景観法の勉強会を催しました。
第一部では「住宅市街地における景観形成の推進について」
第二部では「つくば市の都市問題の報告」
事例報告~駅前開発(立体駐車場)について
千現のマンション建設問題について
景観行政団体を受けての取り組み(つくば市)
景観法のできた経緯として、各地で制定された景観条例の根拠となる法律が必要となったこと。
今まで量に重きを置いていた住宅政策から質への転換が求められていること。
景観法はあくまで1手段にすぎず、今後景観計画、対象地区など具体策が必要であること。
現在建築中のマンションについて事業者と周辺住民との話し合いが決裂した場合、行政として今は手が出せない。都市計画法上、又建築基準法上問題がなければ開発者の権利は保障されているそうです。
(以前は事前の行政指導が有効に機能していたが、現在は規制緩和で指導はしないそうです)
市街地だけにとどまらず、郊外の大型ショッピングセンターの進出による農村景観の崩壊が進んでいます。
今後まちづくり三法(中心市街地活性化法、改正都市計画法、大店立地法)の改正をしながら郊外店舗についてブレーキを、中心市街地についてはアクセルを踏んでいくそうです。
マンション問題、先日NHKの「ご近所の底力」でも問題になったりしましたが行政と住民の「景観」に対する意識の喚起が必要と感じました。
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Comments
事業者の方にも地元住民との話し合いを通して、優良な住宅を提供してほしいものです。
例:台東区谷中三崎坂のライオンズマンション
その方が企業イメージの向上にもなりますし資産価値も高まるというもの。
駅前再開発は中心市街地活性化とあいまって
今後増えていくでしょうね。地域の歴史や文化、景観を住民と話し合いながら進めてもらいたいと思います。
Posted by: 菊地 敏夫 | Aug 23, 2005 at 01:14 PM
たしかに景観を優先していかなければ、日本は本当に無個性な国になってしまう、そう感じます。
せっかく持っている、良い個性を、軽視しすぎる世の中の風潮を感じます。
ただ、町が発展していくことも、悪いことばかりではないはず。
川崎のラ チッタデッラは、昨今できた商業施設です。
大規模な開発ではあったと思いますが、川崎駅前の景観にはむしろ貢献したかな、という感じです。
コンビニやファミレスなどのチェーン店も同じ敷地内に出店していますが、このエリアの雰囲気を失わないために協議をして、それなりの店舗を構えて共存しています。
発展は悪いことばかりでもないはず。
大事なのは、景観に関して、地元と企業が、ある面で共通の志を共有することなのではと思います。
Posted by: KURO | Aug 22, 2005 at 11:24 PM