« 地域づくり人材育成講座2回目 | Main | 運動会とビデオカメラ »

Sep 30, 2005

コウノトリの放鳥と象の引越し作戦

兵庫県豊岡市で絶滅しかけたコウノトリを保護して、コウノトリが生息できる餌場や棲家を整備して、5羽のコウノトリが放鳥されたというニュースが流れました。(9/25 朝日新聞朝刊)

愛知万博のフィナーレを飾るニュースとしてこれぞ「自然と人の共生」「自然の叡智」と拍手喝采したのですが
今朝の「象400頭 引越し作戦 ケニア」を見て野生動物との共生の難しさを感じました。

密猟で絶滅しかけた象を保護した結果、増えすぎて周辺に住む人を襲ったり農地を荒らしたりして被害が増大し、麻酔銃で眠らせて350kmはなれた別の国立公園に引越しさせるという。

なんとも難しい問題。

今度コウノトリが増えすぎて、農作物や人に危害を加えるようになったら、と思うとのんびり悠長なことも言っていられない。

現に霞ヶ浦周辺では、シラサギが群れをなしてハス田に舞い降り農作物に被害が発生するため鳥除けの防護ネットを張っている。
2羽、3羽が田んぼに居るくらいなら優雅でいいやと思っても、20羽、30羽となったらヒッチコックの「鳥」の世界。

今日も農道を自転車で走っていたらアオサギと目があって、一瞬怖かった。

野生動物は人間のことなんかお構いなしです。
エサがあれば住みつき、敵がいなければ子供を増やし、襲われれば刃向かう。
人間の思うようにはならない。

昔は人間の方が力が弱くて、野生動物の中に住まわせてもらったが、今は力をつけて自然をねじ伏せることが
できるようになって、野生動物との距離感を見失いがち。

勝つか負けるか、ではなくほどよく折り合いつけてという「生き方」を身に付けたい。


|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30031/6187304

Listed below are links to weblogs that reference コウノトリの放鳥と象の引越し作戦:

Comments

Post a comment