地域情報化研究会
国際大学GLOCOMで行われた地域情報化研究会「発信する地域」に参加しました。
テーマは「ブランド、地域ブランド」講師は播州ハムの堀田さん
聞き手は、ささはたドットコムの長坂さん
播州ハムの堀田さんのお話では「ブランド」とは、企業のコンセプトイメージ。社訓であり社是。
何か困難に遭遇した時に戻るべきところ。
小さなハム屋が大企業と競争していくには、ここをしっかり確立して守る、ブレナイことが大切。
ネットショップを始めたのは、1997年から。阪神淡路大震災が契機とか。
パソコンは全くの素人で紙媒体の通販を最初は検討されていたそうです。
その後、ネットの売上が順調に伸びて今では年間8000万。
楽天やヤフーの仮想商店街にも出店せずに、自分の色を出すことに専念している。
「昔ながらの職人の味」「高級ではなく高質」「熟成期間半年」など
HPで自分の商品を語れば語るほど、うそっぽく聞こえるのでお客様の評価、マスコミや雑誌の評価を載せて
「どっちの料理ショー」でも取り上げられたそうです。
同時に地元姫路の紹介「ほりほりの姫路ガイド」
で姫路の魅力再発見と情報発信をしている。
元々は姫路を嫌っていたがお城のライトアップ以来、魅力に目覚めラストサムライで撮影に使われた
お寺(書写山円教寺)でオカリナ奏者宗次郎さんの
コンサートをしたり様々なイベントを行っている。
ここでこだわっているのもコンセプトワーク、なんでこれが必要かということを時間を使って仲間と議論する。
この過程で合意形成が育まれる。ハムへのこだわりがまちづくりにも生かされている。
ネットショップを使う上での留意点を聞いてみた。
マスコミの人はネットで情報を仕入れる人が多い。
そこを刺激する材料を並べる。
例えば、日経新聞に1つ掲載されると日経グループ各社が芋ずる式に掲載される。
マスコミを上手く利用する(テレビの瞬間風速は相当強いらしい)
取材にきた時の準備も普段から整えておく。
ブログやHPは本人の人柄が出る。
ウソやええかっこしいはすぐに露見される。
お客様からの反応がハムの出来にも反映される。
姫路ガイドが商店街に与えた影響について聞いてみた。
シャッター商店街は元気になっただろうか?
商店街の人達には何の効果も与えていないそうだ。
補助金の獲得にしか関心がない。
ネットには同じ波長の人が集まる。ある意味虚像の世界。
商店街の人はリアルの世界で生きている。
虚像と実像、両方のイメージにズレが生じないようにする。
そういえば、先日も大学の生協さんのブログが有名になって表彰されたが
実像はイメージが壊れるので、出なかった。
堀田さんの実像は、HPから想像する頑固な職人というイメージとは裏腹に
よくしゃべるおじさんでした。それでイメージが壊れるので人前では
話さないという本人の弁。
交流会、飲み会と同席して段段と本性が見えてきて、すっかり
播州ハム=堀田さんのファンになりました。
お土産のローストビーフや生ハムも人柄通り美味しかった。
虚像と実像のギャップ。
普段、電話口で相談を受けていて相手はどんなイメージを自分に抱くのか?
一瞬、気になった。

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