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Jan 30, 2006

地域づくり人材育成講座

地域づくり人材育成講座(茨城県企画部地域調整課主催)が修了しました。(全6回)

地域で既に活動している方やこれから地域で活動しようとする方など学生から主婦、会社員、高齢者まで
様々な世代、30数名が無事修了。

防犯、防災、団塊世代の地域デビュー、介護・子育て、環境・生物多様性、地域のお宝探しが話し合われ
4班に分かれて、発表会。

私達の班は地域のお宝探し~「わたしをつくばに連れてって」
筑波大生のY君がフランス人の彼女(エミリーさん)を都内からつくばTXに乗ってつくばを案内。
Q't(ショッピングセンター)→牛久大仏→牛久シャトー農協→筑波山→ホテル青木(露天風呂)又は
ふれあいの里でキャンプ→筑波大学構内→小野小町の里→帰路へ
お土産:牛久ワイン、いしじまのピーナッツのお菓子、MAXコーヒー、つくばのパン、
「いばらぎじゃなくていばらき」(青木智也著)


茨城には豊かな自然、純朴な人間がいるのにPRが下手。
もっと地域のお宝を見直して、住んでいる地域に愛着を持ちましょうという内容。

会場からは、「エミリーは誰?」
「筑波山は縁結びの神様、デートをすると山の神様が嫉妬をして分かれるってホント?」
「農協で野菜は売っていない、農協の運営している直売場です。」
と地元ならではの質問が出ました。

他の班の発表では
団塊の世代の皆様へ「お父さんのガンバリを地域に・・・」~防災ボランティアについて
子どもから高齢者までの生き生き地域づくり~ワンワンパトロール隊(通学路の防犯)
安全に暮らせること(防犯、防災の充実)安心に暮らせること(医療・福祉・教育の充実)

その後、講師の講評、1年間のまとめ。
これからの地域づくりとリーダーへの期待。

「ボランティアも善意だけでは非力、理論武装をして財政的にも自立し、ビジネスマインドを持つ。」
「リーダーのスキルとして他者についての理解、状況の把握、ビジョンの視覚化」が語られました。

茨城県は、行政と市民の協働が他の県に比べて遅れていると言われています。
行政依存体質、陳情型政治etc
国・地方の財政が圧迫している昨今、今まで通りの「ハコモノ」や「バラマキ」はできない。
行政サービスも当にできない。地域のことは地域で解決してほしい。
その為のリーダー育成講座と見ました。

行政と市民、やっと協働のスタートラインに立った気がします。


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Jan 24, 2006

ホリエモン逮捕の新聞記事比較

ここのところ、すっかり新聞記事比較という遊びに夢中になっている。
大きいニュースがあるとき、全ての新聞が社説に取り上げるであろうニュースがあるとき、通常購読していない新聞も読んでみると良い。
同じ事件をどう扱うかによって、各紙の特徴が浮き彫りになるからだ。
そこで今回は、昨日の夜逮捕されたライブドア社長、ホリエモンの記事について、朝日・読売・産経・毎日・東京の5紙を比較してみる。
この事件については、比較的紙面による主張の差は出てこないだろうと予想。
すでに逮捕され容疑者となったホリエモンを擁護するのは大新聞としては難しいだろう。


ただ、昨年の衆議院選挙でホリエモンを応援した自民党にとってこの事件はかなり逆風となりそうだ。これについてどのような記事を書いているか。
また、選挙時、自民党のマスコミ戦略に乗せられて、いろいろな大新聞が小泉劇場を中心に取材し、自民党内の「正義の味方」として改革派を称賛し「抵抗勢力」として郵政民営化反対派を叩いた。
さらに、野党のことは、けなすというよりも無視した。
小泉劇場の一環として、刺客としてのホリエモンの取材に熱をあげたマスコミ。
これについて、自ら反省する姿勢を持っているかどうか。
大はしゃぎしたという点、自民党だけでなくマスコミも同罪だと私は思う。
自民党批判だけではダメで、自らの報道姿勢にきちんと言及しているか、反省しているかもチェックしてみる。


今回のチェック項目は、トップ記事、社説、独自の取材による記事(3面や社会面)、自民党の様子、マスコミ報道に関する問題意識、ライブドア問題掲載率(なにかしら記事があるページ数を全ページ数で割る)に加えてちょうど昨日の国会で代表質問があったので、それに関する記事の扱いを加え、全7項目について評価をつけてみた。5段階評価で最高点は35点だ。


ちなみに堀江容疑者の記述を今まで通り「ホリエモン」とするが、これは不真面目とかホリエモンファンだから、という理由ではなく、「ほりえ」と打つとコンピューターの辞書が最初に「彫りえ」と変換してしまい、面倒くさいからだ。
あと、私のホリエモンへの評価は、従来、野球やフジテレビのときには支持してた。
お金云々という発言を、というよりは、大きなものに堂々と立ち向かっていく姿勢、旧来の権威みたいなものに価値を置かない点をだ。
お金に関する発言も、少々偽悪的な発言の多いタイプだから必要以上に言ってるのじゃないか、と思っていた。
ただ、衆議院選挙で刺客となったこと、その後自民党の党運営の相談にのるなどの行動を見て幻滅。
やはり大きいものに擦り寄っていくんじゃん、と思い最近はあまり良く思っていない。


●トップ記事

5紙とも当然1面トップに大きく載せている。
中で力を入れてると感じたのは東京新聞、おもしろいのは産経と朝日だ。
東京は1面すべてをライブドア事件のみの扱いとし、容疑の内容やなにがいけないかの解説、ライブドアの沿革や粉飾決算などの用語説明もあり、わかりやすく勉強になった。
産経と朝日はいずれも特捜部の動きについて詳しく報じている。
産経は元特捜部長の長い見解(論説文)を載せており、他紙と違う独自のこだわりを見せた。
朝日も特捜部の動きを載せているが、これは連載記事の第一回目で「上」と書いてあり、その分今日の新聞で読める内容は少ない。
あくまでも今日の紙面だけでの比較ならば産経の方が良かった。
毎日は事実描写や容疑の内容など通常の一面トップらしい記事構成で、毎日新聞社の経済部長の論説文が載っているが、あまりインパクトなし。
読売も、毎日とほぼ同じだが、論説文の代わりにフジの対応を一面で。
また、ホリエモンの経歴などを載せているが、今までに何度も報道しているような内容で、新しさはなかった。
産経が5、東京が4、朝日が3、毎日が2、読売が1という評価になった。


●社説

今回の事件は、右とか左とかはない(せいぜい自民党批判くらい)ので各社それぞれの見解はどれも頷ける感じで差がない。
と、思ったら、産経だけはスゴかった。
同じグループだから相当恨みつらみも溜まってたんでしょうね。
社説スペースをすべて使って本日の社説はこれ一本に絞ってる。
「堀江流を終わらせよう」として、前半はニッポン放送のっとり事件に関する恨み節だが、後半ではホリエモンをチヤホヤしたマスコミ批判や支持表明した政治家などの実名を挙げ(首相も)、さらに勝ち組負け組と2分割する考え方のバカらしさを訴えている。通常朝日が主張しそうな内容になっている点が笑えた。
一方で、通常この産経の社説のようなことを書きそうな朝日は「人の心はお金では買えない」として最終的にはホリエモンには失望した、みたいな内容の社説となっているけれど、途中はかなりホリエモンの「成果」に着目。
考え方自体は正しく使えば間違っていないと言いたげで、通常の産経みたい。
政権へのヨイショも感じられた。それも表向きには自民党を批判しながらも、そこはかとなくヨイショが感じられる書き方。
というか、朝日は自民党はキライでも、小泉改革は支持してるのだ。
毎日は金がすべてという考え方を批判、東京は時価総額経営の問題点、読売は金融庁や証券取引委員会の監視能力を批判。
まあいろいろな思想ありということでどれも同じ程度かな。産経以外は。
ということで、産経が5、あとの4紙は3という評価に。


●独自取材記事
特徴があるのは産経と東京。
産経は特捜部によほど太いパイプがあるのだろうか。捜索に至る経過などの記事がおもしろい。あと、ポータルサイト各社の売り上げの構成を比較してあり、ライブドアと楽天が「金融」が多いなどがわかったのもおもしろかった。
だが、もっとスッパ抜いたのは毎日。
特捜部に関する記事があるのはこちらも一緒で、ただ、産経では「ライブドア元社員などの告発もあった」としてたのが、毎日は一歩進めて「昨年事情聴取していたライブドア元社員が実はライブドア寄りで、特捜部が捜査していることがその元社員を通じてライブドアにバレた」というところまで書いてあった。
この記事だけなら毎日に5をあげたいが、ただ、他の記事とか総合的に見ると今回毎日はちょっと分量不足で迫力が足りない。
東京は、5紙の中でもっともマスコミの責任について迫っており、文句なしに私好み。テレビ各局の報道の仕方や、フジテレビが最初に速報したことなどきちんと検証している。
朝日、読売は関係者の声中心で、いかにも社会面の記事という感じで個性や問題意識は感じにくかった。
でもどの紙もたくさん取材して頑張ってるので、産経と東京が5、毎日が4、朝日と読売が3とみんな及第点。

●自民党の様子
東京がもっとも突っ込んでいる。
2面のトップで大きく扱っており、漫画もある。さらに「特報」欄でも再度扱っている。
レストランでBLTサンドを注文する小泉さん。ウェイターの前原さんが運んできたのは、
B:BSE
L:ライブドア
T:耐震偽造
で、小泉さんが吐き出すという設定だ。顔も似てる。
毎日、産経、朝日もそれなりに辛らつ。
みんなこの「3点セット」に触れており、批判精神を発揮している。
ただ、読売は消極的。
一応扱っている点は評価するが、通り一遍で刺激的な表現は慎重に避けている。
前原さんが代表質問で言った「ホリエモンを票よせパンダに使った」という表現は「ホリエモンを目玉にした」に書き換えられていた。「3点セット」という言葉もない。
東京が5、産経・毎日・朝日が4、読売は2という評価になった。


●マスコミ報道に関する問題意識
マスコミのホリエモン持ち上げ報道に関して詳しく取り上げたのは東京。
特報面でしっかり分析しており、誠実な報道姿勢が伝わってくる。
次に大きかったのが読売。
識者の言葉を借りてではあるが、チクリと表現。各局の報道にも触れる。
朝日は公明党が「マスコミさんも反省するべきですね」と言った一言のみ掲載。
毎日は家宅捜索時のNHKのフライング報道のみ言及。
産経にいたっては、社説で辛らつに触れているとは言え、悪いのはテレビや他紙で、自分たちは被害者、という感じが強い。
仕方ないとは言え、自分は悪くないという主張は説得力に欠ける。
東京が5、読売が3、朝日・毎日・産経が2になった。


●代表質問

今回の代表質問、私もテレビで見たが、首相攻められまくりだった。
3点セットで前原さんががんがん攻めて、首相の答弁は原稿棒読みが目立つ。
途中は明らかに民主党の攻めが良い。
ただ、前原さんはよく噛むし、喋りそのものはあまりうまいとは言えない。
首相が最後の最後に民主党内の抵抗勢力について触れ、エールを送った。
いつものパターンだ。
これをどう捉えるかがポイントだ。


扱いが大きいのは朝日。政治面をほぼこの報道で埋めている。焦点採録もあり、社説でも「格差」について触れている。
「対案」から「攻め」に転じた民主党を珍しく褒めている。
首相の皮肉については触れていない。
毎日はもっと露骨に3点セットについて記事にし、首相の皮肉も「迫力なし」とバッサリ。
産経は民主党の攻めを評価する一方で首相の「エール」も褒める。公平だ。
これに対して完全首相寄り報道を展開したのが読売新聞。
いつものことながら、なぜかテレビや新聞では、代表質問でも民主党お話にならなかったって感じる報道が多い。ただ今回は完全に自民劣勢だし首相やる気なさそうだしいくらなんでもそういう報道はやりづらいはずだ。

それなのにそういう報道を相変わらず展開している読売。
3点セットや安倍さんに触れず(やりとりの記述のところには出てきているが、読売としての記事やコメントはなし)、ただただ首相のエールのみを評価。
これだけ読んでると、また民主党がこてんぱんにコケにされたように読み取れる。
社説は「民主党、対案はどうしたのだ。消費税にも触れぬとは」
みたいな感じ。
そうかあ。前原さんの対案路線は与党にとって都合が良いのね。
対案路線から攻めに転じた今回の代表質問、朝日と毎日の民主党評価が上がっている。

東京新聞は毎日の縮小版みたいな記事だが、なにしろ分量が少ない。
今回はライブドア問題をがんばったので性根尽き果てたって感じに簡素な報道。
評価にはどうしても、記事内容に関する私の「好き嫌い」が入る。
それを踏まえて、朝日が5、毎日が4、産経が3、東京が2、読売が1となる。
思想が違えば産経が一番良いかもしれない。

●ライブドア問題掲載率
ライブドア記事があるページ数÷全ページ数。
もともと全ページ数が28ページと少ないのに11ページもライブドア記事を掲載してがんばっちゃった東京新聞がダントツブッチギリ1位。掲載率は39.29%。
以下、
2位 毎日新聞 26.67%
3位 読売新聞 22.5%
4位 産経新聞 21.88%
5位 朝日新聞 16.67%
東京から朝日まで順に5、4、3、2、1と評価をつける。


●総合得点

1位 東京新聞 29点
2位 産経新聞 26点
3位 毎日新聞 23点
4位 朝日新聞 21点
ビケ 読売新聞 16点
という結果になりました。


この新聞比較調査は今回で4回目。
今までの感触では総じて朝日・読売の2大新聞がダメ。
私の場合、右よりの思想ではないので、どうしても産経・読売の評価は低くなり、朝日・毎日・東京の評価が高くなる傾向はある。ただ、朝日の「左」は違うんじゃないか、と最近思ってるくらい朝日の評価がいつも低く出る。

NHK問題で安倍さん、中川さんによほど怖いことされたんかね。

で、いつも上位を占める新聞は同じような顔ぶれになる。
私はこの調査にのっとって今年から東京新聞を購読しているが、もう一つ購読するのなら、主張の異なる産経新聞が良いかもしれない。
敵ながらあっぱれって心境になるほど産経新聞の取材力、記事構成は良い。
朝日が知的・・・なんていうのは過去の話で、今は産経・東京に知性を感じる。
毎日はどちらかというと、「左」な主張が多いので、私の好みにあっているから得点が高い傾向だが、産経と東京の独自の記事はすごい。
東の横綱、西の横綱ならぬ右の横綱は産経、左の横綱は東京だ。

定期購読していた雑誌を一誌やめるので、その分お金が浮く。
3ヶ月だけ産経をとってみるかなあ。
それとも、やはり何か大きい事件があったときに5紙をそろえて読み比べることにそのお金を使おうかなあ、と思案中である。

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Jan 18, 2006

新聞の証人喚問記事を比較してみた

もともと宮崎被告の死刑判決や阪神淡路大震災などニュース満載の日に設定された上に突然のライブドア家宅捜索と、いかにして目立たせなくするかの工夫の上行われた昨日の小嶋社長の証人喚問。
例によって、今朝のマスコミ報道をチェックしてみる。
焦点は、安倍官房長官の秘書が小嶋社長と会った点をどう報道するか。
これ、本当ならばかなりの大事件だよ。
なにしろ、次期総理と言われている大物中の大物政治家。
伊藤公介とかの比じゃない。
当然に、マスコミは大騒ぎになるはず、と。

ちなみにテレビはすでに安倍報道を肥大化させないために最大限の努力をしている。
耐震偽装問題の報道に積極的なTBSには、昨日の証人喚問後の夕方の報道番組、今朝の「みのもんたの朝ズバ」とも喚問にたった自民党議員が送り込まれ、過激な批判発言が事前規制されたようだ。
テレビ朝日の「やじうまプラス」「スーパーモーニング」では、コメンテーターの出色発言はいくつか見られたが、いつもわりと「テレビ朝日らしい」発言をする元政治記者、テレビ朝日コメンテーターの三反園さんがえらくおとなしかった。
苦笑いをしながら毒にも薬にもならないようなコメント、翻訳すれば、「安倍さんを追及するのはやめましょうよ」と言うような内容の発言をした。

テレビ各局はしっかり自民党に規制されたな。
比較的過激発言をできるのは、しがらみのない一部のコメンテーターだけのようで、テレビ局社員は非常におとなしい。
まあ、テレビはこんなところでしょう。
ノーカットで証人喚問を全部放送したNHKはエラい。

で、新聞だ。
例によって、家でとってる東京新聞に加え、朝日・読売・産経・毎日の4紙を買ってきて5紙を比較。
今回の比較項目は、1面での扱い、社説、証人喚問のやりとり(セリフ)、独自記事、自民党のどたばた、証人喚問記事の占有率だ。
この6項目を5段階評価する。
最高点は30点だ。

●1面での扱い

ライブドアにトップを奪われ、証人喚問は良くて2番目。
掲載順や字の大きさ、どんな題名をつけたか、など、一見した印象や目立ち具合を見る。
表題が比較的大きいのは産経と毎日。
内容は安倍氏一色の毎日に対して産経では安倍氏以外に日本住宅建設産業協会や石原氏の名前、さらにヒューザーが集金をした森派のパーティの件などうまくまとめている。
朝日、読売、東京は表題が小さく目立たない。
ただ、内容を読むと東京は安倍さんの件が議員会館で行われたとか森派パーティの集金をヒューザーが行っていた件、伊藤信太郎・阿南一成の名があがった点などをコンパクトに述べている。
朝日も一応安倍さんのことを中心に書いてあるが、表題は「核心の証言拒む」が一番大きくそのあとに小さく「安倍氏秘書に相談」とある点、消極的な印象だ。
だが、読売に至っては「証言拒否、ヒューザー社長連発」という題のみで、記事の内容でも一面では安倍さんの件に触れてさえいない。
評価は、産経が5、毎日が4、東京が3、朝日が2、読売が1。

●社説

一番辛らつなのは毎日。
証人喚問のやり方を批判していて自民党の姿勢にも言及している。
次が東京と産経。
東京は追求の甘さと、森派とヒューザーの親密さを例を挙げて批判している。
産経も追求の甘さを批判し、政治家の関与に関してもっと究明すべきと意見している。
朝日は住民補償がメインテーマとなっており、森派との親密さにも言及しているけれど、微妙に焦点を伊藤公介に絞込み、安倍さんからずらしている。
読売は証言拒否と政治家の関与にも触れているが、結論が良くない。
「証人喚問にも限界がある。捜査当局による徹底解明を待つしかない」
と結び、自民党と同意見、というか自民党そのもののようだ。
評価は、毎日が5、東京と産経が4、朝日が2、読売が1だ。

●証人喚問のセリフ

宮崎判決と同じ日だったので、1ページ全体を割いている新聞はなかったが、一番良かったのは産経。
実際の言葉に忠実に掲載され、質問に立った全議員の分を掲載している。
次が東京と毎日。
こちらも全議員の分を掲載し、半ページを使うなど、量的には産経と同じ。
ただ、独自にまとめてしまってあり、言葉のニュアンスみたいなものが殺されている。
ダメなのは朝日。
前回の証人喚問の記録には自民党の質問しか載せなかった朝日だが、今回は少し改善され野党の分も載っている。
ただし今度は公明、共産、国民を省略し、ボリューム的にもどうでもよさそーな小さなメモだ。
少し改善されたとは言え、ダメダメだ。
しかしもっとダメなのは読売。
なんと、証人喚問のセリフ自体の掲載を省略。
3回くらい全ページをめくって確認したが、やりとりは載せられていなかった。
当然ながら評価は産経が5、毎日と東京が4、朝日が2で、読売は1(本当はゼロにしたかったが)。

●3面、社会面などの独自記事

社会面の記事は事実描写が多く、どの新聞も似たり寄ったりになりがちだが良かったのは産経と東京。
産経は長妻議員の指摘したヒューザーのペーパー会社「エーピーアール」に言及、東京は他紙がやってなかった伊藤信太郎議員のコメントをとっている。
朝日、毎日、読売はどれも月並みで量も不足気味。
3面(総合面)で取り上げていたのは読売と東京だけで他はライブドアに持っていかれてしまった。
東京の分析がよく、献金リストや伊藤公介の在職25周年表彰に野党が待ったをかけている点などが新鮮。
読売は小嶋社長の生い立ちや耐震強度偽装問題の経過、政界人脈などだが初歩的(?)な内容が多く、新たな発見という点では今ひとつ。
それでも総合面で分析したこの2紙はエライ。
評価は東京が5、読売が4、産経が3、毎日が2、朝日が1。
なぜ朝日が1になったかというと、民主の鳩山幹事長の発言に関する文章表現に悪意が感じられたからだ。
今回の証人喚問の民主議員の追及を鳩山幹事長が褒めた。
産経は「称賛した」って普通に表現してるのに朝日は「民主、自画自賛」と書いた。
私の感覚では、「自画自賛」という言葉は、「自己満足」のような感じであまり良いイメージではない。
朝日はこのように、わざとネガティブな表現を使って間接的にキライなものをけなす傾向がある。

●自民党のどたばた

もっとも秀逸だったのは東京と、意外なことに産経・読売。
東京は自民党は証人喚問を通過儀礼にするつもりだったのに裏目に出たことや、「偽装問題ごときに拘ってるようでは政権はとれない」と民主党をけん制してたこと、「でも世論もあるし」という本音など、記事自体おもしろい。
産経は、ヒューザー、ホリエモン両方で自民が打撃を受けていることを大きく取り扱っている。
そして、その記事の隣に「笑ってる場合?」という表題で小泉チルドレンの開催した「全国自慢物産展」に出席する首相の写真を載せた。
非常にエスプリが効いており、スマートに批判している。
読売もおもしろい。
自民党内で、安倍さんを守るために伊藤公介が捨てられそうになってる記事を紹介。
さすが自民党の機関紙的な読売だけあって、自民党の内部事情に詳しいんだろうか。
毎日は、ところどころに皮肉がちりばめてあるのだけどまとまった記事がないのが残念。
ただ、ホリエモン出馬の打診に関して「自民は公認しようとしたけど民主党は断った」という民主の皮肉が紹介されている。
これに対して朝日はダメ。
ほんの少しだけ自民のどたばたを紹介しているとは言え、早川議員の質問を「具体的なことを聞いたが」など褒めるような書き方をしている。
評価は東京、産経、読売の3紙が5で毎日が4、朝日は2となりました。

●証人喚問記事の占有率

大小に関係なく証人喚問関連の記事が掲載されたページ数(社説や地方欄は除く)を全ページ数で割って率を求めた。
東京、毎日が17.86%と同率。
産経が12.5%、読売が10%、朝日が7.5%と言う結果に。
評価は東京毎日を4(やはり5をあげるほど掲載数が多いとは言えないので)とし、あとは3、2、1とした。

●総合評価

以上を合計すると、総合得点と寸評はこうなった。
なんと1位は同点で産経と東京。

1位 産経新聞 25点:解説が詳しく情報として役に立つ。知的な印象
1位 東京新聞 25点:突っ込んで記事を書くため、読み応えがある
3位 毎日新聞 23点:意見・編集方針が私好み。たぶん「右」の人はキライでしょう。
4位 読売新聞 14点:解説や情報が少ないし、自民党の広報紙みたい。大味だ。
ビケ 朝日新聞 10点:「左」の皮をかぶった小泉(安倍)応援団で悪質。もっとも思想統制している感じ。

前回に引き続き、朝日新聞がビリを飾る結果となった。
私が朝日に苛立ちを感じるのは、世間一般のイメージとその本質が異なる点だ。
たしかに、中国様なところは世間のイメージ通りなんだけど、内政についてはかなり体制寄り。
正直に社説で意見表明などすれば良いものを、言葉の使い方などで「偏向」するから朝日しか読んでない場合、騙されてしまう危険性が高い。
読売も似た部分はあるのだけど、これはもともと右寄りなのわかってるからそのつもりで読む分、まだ罪は軽い。

とにかく、たくさんの広告を読みたい人以外は「朝日」「読売」は止めた方がいいと思う。


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Jan 10, 2006

長期投資の先に見えてくるおもしろい社会

情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)のオープンセミナー「長期投資の先に見えてくるおもしろい社会」に参加しました。(講師:さわかみ投資株式会社 代表取締役 澤上 篤人氏)

日本経済が発展途上型から成熟国型に変わり、貯蓄に回っていた個人資産(1450兆円)が今後否応なく
投資に向かうという仮説。
長期投資の手法は、きわめてシンプル。目先の利益に囚われず安全な株を底値で買って上昇期に現金化する、
これの繰り返し。
今まで日本では、こうした考えに立った長期投資は行われなかった。(システムとしては生保の看板で集金する
株の持ち合い制度があった程度)
元々ファンドはヨーロッパの上流階級が余ったお金を社会に還元するという性格のもの。
その後、アメリカでも財産を築き上げた資産家が、社会貢献の為に寄付をするという類。
日々の生活に追われている私達庶民にとっては縁のない話しと思っていました。

ところが最近地方の講演会でも、公共事業が減り仕事にありつけない建設業界が資産の運用に熱い視線を注いでいる。ただし従来の貯蓄信仰に縛られて、なかなか投資に踏み出せない資産家が多い。

そうした中で、貯蓄の出し癖をつけさせる意味でいくつかのファンドを開発中とのこと。
人間一度味をしめると二度と貯蓄には戻らないそうです。
さらに地元の企業に資金が回るように企業の目利き役、監視役を育てるのが目下の課題(これには男性よりも生活感に優れた女性の方が向いているそうです)

2007年問題、団塊世代の大量退職にも男性よりもむしろ女性の方が積極的に退職金の運用や年金の相談に訪れるそうです。(たしかに我が家も家計は全てカミさん任せ、どんな保険に入っているかも知りません)

ただ、まがいもののファンドが数多く出てくるのも事実。
赤子の手をひねるように騙される消費者も多発するという。(お互い気をつけましょうね)
信頼できる投資会社を今からでも探しておいた方がよさそうです。

それにつけても衰退し切った商店街の店主たちにファンドで夢をもう一度と奮い立たせることができるのか、
疑問が残りました。


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Jan 05, 2006

Always三丁目の夕日

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

正月、妻とAlways三丁目の夕日を観ました。
昭和30年代の風景(路面電車、町並み、駄菓子屋、建設中の東京タワーなど)
よく表現されているなあと感心しました。

人と人の関係が濃密で、ホロリとするシーンも何度かありました。
貧しい分だけ助け合わなければ生きていけない時代。
昭和という時代を象徴する映画が「寅さんシリーズ」とすれば
「三丁目の夕日」は「裏寅さんシリーズ」、子供の視線からみた町の風景と
いう気がします。

路面電車、テレビ、電気冷蔵庫というアイテムも懐かしく、人々の暮らしが
日々新しい物によって良くなる時代の雰囲気を伝えています。

それに引き換え今の時代は、と嘆くのは簡単ですがこんな時代にしたのも私達。
古き良き時代を懐かしむだけでなく、人と人のつながりや地域社会のほころびを
つむぎ合わせていく継続的な努力の必要性を感じました。

戦後急激に増殖したサラリーマンのお父さんたち。
地域と関わりを持たないチェーンストアーの店長。
フリーター、学生、OL、おひとりさま、主婦、子供たち
是非、この映画をみて自分の住む地域に目を向けてほしいと
願っています。


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