意味不明のリーフレット
内閣府で作った「みんなで食育楽しく食育~みんなを応援する食育推進基本計画~」というリーフレットが郵便物の中に入っていました。デザイン的にも全く魅力的でないパンフレットだったのですが、何気なく目を通して、さらに驚きました。入っていたのは、このパンフレットでした。今見て、このリーフレットが子ども向けということを再確認しましたが、我が家ではこんなやりとりがなされました。
「んー、いったいこれ誰向けだろうねー。」
「『食べ残してないかな?』とあるからやっぱり子ども向けなんじゃない?」
「『お父さん、お母さんや先生などにもバランスのとれた食事や楽しく食事を取ることの大切さを伝えます。』、とか『食べ物の安全について、いろいろな人たちと意見交換します。』『食べ物の安全や栄養について、役に立つことをしらせます』とかって、誰に対して誰がすることを言っているんだろう。子どもに向かって、『します宣言』してもねえ。その上、具体的な内容は全くないし。そもそも、このリーフレットの目的はなんだろうねえ」
という話になりました。結局、
「んー、とにかく、政府は何をやってるかをアピールしなくちゃならないから、『します宣言』のリーフレット作ったんじゃない?」
「だけど、それを子どもに?何の意味があるんだろうねえ。このためにいくらの税金が使われたんだろう」
ということで、打ち止めとなりました。
せっかくリーフレットを作成するのでしたら、メッセージが伝わるように意識して作成して欲しいものです。子ども向けだったら、子ども向けらしく法律で何をやろうとしてるかより、その中の一つでも、具体的な内容を記載した方がよほど、意味のあるリーフレットになるのでは、と思ってしまいました。
例えば、食べ物の安全のことだったら、「学校給食ではこんなふうに食べ物の安全を守っています、だから、安心してみんなと美味しく食べようね!」などの内容の方が食育基本法を意識した政府の努力がアピールできるのではないかと思います。 アピールできるようなことがないから、こんなリーフレットにしているのでしたら、すぐに取り組んで欲しいものです。
ついでに、学校給食がどんな管理体制なのか気になって、調べてみました。学校給食法なるものがあるんですね。知りませんでした。見たところ、食の安全に関しては触れていないようです。私は子どもがいないので全く現状把握ができていませんが、黒川さんの記事で農政局の人が言ってるように輸入牛肉とかも使われたりしちゃうんでしょうか。給食の食材の原産地公開などはきっとないでしょうから、使っていてもわからないのかもしれません。学校給食については、選択の自由ってほとんどないでしょうから、安全性の確保だけは、きちんとして欲しいと切に望みます。
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30031/11371743
Listed below are links to weblogs that reference 意味不明のリーフレット:

Comments
コメントありがとうございました。私が心配するまでもなく、学校給食への政府の取り組みについては、かなりきちんと情報が行き渡っているという現実があるんですね。それも教育委員会の協力のもと、とは驚きました。アピール不足ってことは全然なかったんですね。
>ちなみに
>> 輸入牛肉とかも使われたりしちゃうんでしょうか。
>> 給食の食材の原産地公開などはきっとないでしょうから
>都内某区では、国内でのBSE牛発現以来、未だに牛肉そのものが給食に出ませんし、食材の原産地はメッチャ公開されていて「私が作るよりずっと安全で栄養たっぷり」と自嘲気味に母親たちには言われています。
と、言うことは、こちらも利用されるかどうかはしっかりと開示されるっていうことですね。先に開示されたなら、避けようもあるということですね。
>つまりあのリーフレットは「お母さん、あなた分かってるの?」という、子どもを通じての『母親へのイヤミ』と私は受け取っています。
いかがでしょうか?
イヤミ?ですか。なるほど、そういう捉え方もあるのですね。子ども向けと銘打っていながら母親向けが真の狙いでかつ、イヤミですか。そうなると何だか世の母親方はイヤミを言われるために自分の大事な税金を使われるってのも納得いかないような気が、、。
とにかく、自分が学校給食の現場を知らずにいたことについては、反省することしきりで、コメントには深く感謝します、と同時にちょっと安心しました。
Posted by: いそべかおり | Aug 18, 2006 at 12:49 AM
> 「学校給食ではこんなふうに食べ物の安全を守っています、だから、安心してみんなと美味しく食べようね!」
ってアピールは、教育委員会からイヤというほど程されているのです。つまりお国はもうエエと。
ちなみに
> 輸入牛肉とかも使われたりしちゃうんでしょうか。
> 給食の食材の原産地公開などはきっとないでしょうから
都内某区では、国内でのBSE牛発現以来、未だに牛肉そのものが給食に出ませんし、食材の原産地はメッチャ公開されていて「私が作るよりずっと安全で栄養たっぷり」と自嘲気味に母親たちには言われています。
つまりあのリーフレットは「お母さん、あなた分かってるの?」という、子どもを通じての『母親へのイヤミ』と私は受け取っています。
いかがでしょうか?
Posted by: お役所仕事 | Aug 17, 2006 at 10:04 AM