Jan 16, 2007

派遣会社の役割って?

企業に派遣するスタッフの人選は、建前上、全ての権限が派遣会社側にあり、企業は事前に人選に口を出すことはできない。
そうは言っても、これは建前であり、やはり派遣が「営利事業」である限り、「面接」と呼ばない事前面接はほとんどの場合行われ、採用の可否は企業側から連絡が来て決定されていた。
派遣会社から仕事を紹介されて、承諾して面接(と言ってはいけないから顔合わせとか言う)に行っても、あとから断られる場合はあるし、顔合わせの段階で、「他社にも頼んでます」と言われる場合もある。
要するにそういうズルは昔から行われていたわけであり、これは派遣会社側でもスタッフ側でも派遣に関わったことのある人なら当然に知っていることだろう。
だから、派遣社員の事前面接の解禁について、何を今さら騒いでいるのだろう、というのが現場の人間の感覚かもしれない。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070111AT3S3000610012007.html

だが、一方的に労働者側に不利なようにどんどん制度が改められていく現状、このニュースもやはり厳しく見つめていかなければならないだろう。
違法行為であるサービス残業の強制が多くの企業で行われているのと同様、違法行為である派遣スタッフの「選別」は以前から企業で行われていた。
これらの違法行為が現状追認みたいな形で合法化されていくわけで、今後企業は堂々と「日のあたる道」を歩けるようになるわけだ。

労働者派遣法の改正に関する検討が厚生労働省の労働政策審議会で開始されるが、その内容は、
・事前面接解禁(つまり直接契約雇用時と同様、人選を企業が行う)
・原則3年の派遣期間の制限撤廃(つまり一生派遣社員の身分のまま雇用してもいいということになる)
・派遣対象業務の拡大(現在派遣が禁止されている警備や建設、医療従事者なども派遣していいことになる)
などだ。
これらの改正が行われれば、採用の際の条件や仕事内容は、正規社員と何ら区別がなくなるのに、身分だけは万年派遣スタッフとなるケースも出てきて、事実上、「安く使える」以外の派遣の「特徴」は消滅してしまう。
今の政治の方向が示すとおり、企業はなんのリスクを負うこともなく規制緩和の恩恵を受けるのに、従業員の方はされるがまま一方的に条件を厳しくされてしまうわけだ。
一人のスタッフを3年以上の無期限にわたって雇い続けても、その人の仕事以外の面では何ら企業が管理する必要はなく、その人の稼ぎの一部が半永久的に派遣会社に入るしくみ、なんて企業も派遣会社もおいしいだろうけど、従業員が一人泣かされる結果になるのだ。

もう「再チャレンジ」なんて看板は下ろしてほしいよ。
こんなの派遣社員の身分が一生固定化されるのを推進するしくみになるだけじゃん。
それでも「努力してないから悪い」なんて言われて、派遣先企業も派遣元企業も何の罪悪感も感じずに済んでしまうわけだ。

ただ、今回の改正は派遣先企業側にとっては良いこと尽くめだけど、派遣元企業にとってはどうなんだろう。
候補となるスタッフを何人つれて行っても企業が「NO」と言って高望みを続ければ、派遣会社側は無尽蔵にスタッフを紹介することになるとしたら、そんな効率の悪いこと続けていられるわけがない。
派遣はスタッフが稼動して初めて企業から派遣会社にお金が入る。
スタッフの募集は当然派遣会社が自腹を切って行うわけだし、企業に「面談」に行くときには派遣会社の営業マンが同行するのが普通だ。
「面談」が「面接」に変わって、企業が大手を振って「NO」を言えるようになれば、派遣会社の効率はものすごく悪くなる。
一方で、企業は募集に関する手間や経費を一切使うことなく無尽蔵に「応募」を受けられることになる。
こんなのがまかり通ればとんでもないことになるのは、誰の目にも明らかだろう。

スタッフ側から見たって、一般の募集と同様に面接が行われるのであれば、とくに派遣会社を経由して職を探すメリットは減る。
今はインターネットなどでも募集情報は検索できるから、そういう広告を見て企業を選ぶ方が良いということになる。
「仕事の紹介」でスタッフにメリットを与えることができなくなった派遣会社は、福利厚生や教育面に今まで以上に力を使わなければいずれスタッフからも見捨てられ、登録スタッフの質は確実に落ちるだろう。
そうなれば、派遣会社の倒産が危惧されることになるわけで、スタッフは派遣先で働いても給料の支払元が倒産して給料を受け取れないなんて事態も発生するかもしれない。

今は、多くの大手企業がグループ会社として派遣企業を持っている。
採用や福利厚生の負担がなくなる上に、自分のとこで働いてる人間の給料の一部が自分のグループの会社の収入になるんだから、ものすごくおいしいしくみだ。
トラブルが起こった際に間に入って調整するのも派遣会社の役割だが、グループ企業ならそれも期待できない。従業員側の立場は守られない。
こんなしくみが合法的にまかり通ってることが不思議だ。
グループ会社からの派遣は、本来ならば禁止されて然るべきなのに、逆のことになっちゃってるんだから。

制度を規制緩和するというならば、何らかのルールが必要なのは当たり前だ。
現在検討されている派遣の規制緩和は、そういう、従業員側のセーフティネットに対する検討が少なくとも表に出ていない。
派遣会社だって、単なる「美人局」にこのままではなっちゃうんだから、ここは頑張って派遣業界の立場を守るためにも奮起しなくてはいけないんではないの?
従業員ばかりいじめて溜飲を下げてるみたいだけど、なんでも企業企業と言ってると、足元すくわれるよ。

ね?労働政策審議会委員の奥谷さん。

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Oct 03, 2006

テレビとパソコンの融合

テレビの番組をポータルサイトで見るサービス(アクトビラ)が始まるそうです。

将来的には、映像配信サービスやダウンロードサービスを開始するという。
パソコンの主要部品をアメリカ企業に牛耳られた国内メーカーが、巻き返しを図る動きのようにも見える。

但しテレビの主な視聴者は高齢者であるという視点を忘れている。
地上デジタル放送ですら覚束ない高齢者にこの上ポータルサイトの使い方を強いるのは酷ではないだろうか。

デジタル対応テレビになって画面が固まったり、「メールがきています」という表示が消えなかったり切替に時間がかかってストレスを感じている高齢者は多い。

高齢者にとってテレビは生活の一部、別にアナログ放送のままで充分。
デジタル放送にするなら自分が死んでからにしてほしいというのが本音ではないだろうか。

テレビとパソコンの融合、先日アップルの動画配信のセットトップボックスを発表していたが、よくよく使う人の気持ちを汲んで考えてほしい。産業界の思惑だけで商品開発を進めるとやがて消費者はソッポを向く。

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Sep 17, 2006

mixi上場

SNSの旗手mixiが株式市場に上場された
mixi中毒と言われるほど、サイト内に滞留している時間が長いという。
私もやっと中毒状態から脱しました。

現代人のつながりの希薄さを日記に対するコメントや同じ趣味を持つコミュニティで埋める手法にハマッテしまう人は多い。
会員制なので誹謗・中傷といった荒れた雰囲気は、見られない。
といっても会員数570万というと立派な公の場。

企業も行政もWeb2.0ということでマーケティングや市民の声の収集に余念がない。
人が集まるということ=価値があるという理論。

一方で全く関心を示さない層もいる。
私の知人も招待状を出してマイミクに登録したが、それきり日記も書かなければマイミクも増えない。

既に自分の世界(コミュニティ)を持っていて何もmixiに入って日記を書くことも趣味を共有する必要性を感じない人は興味を抱かない。それでも世間で流行っているので一応様子だけは遠目で見ている。

地域で市民活動をしている人も体を動かすのに忙しく、mixiに関わっている余裕はない。

自由な時間があってネットにつながる環境が整って、そこそこ孤独感や人とのつながりを求める人達によって支えられているmixi.

そこで繰り広げられる会話や声を、どうやって企業活動や自治体の行政に生かすのか、もう少し成り行きを注視したい。

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Jul 25, 2006

命に値段?診療報酬ランク付け

医師の技能に応じて診療報酬がランク付けされるようになるかもしれない。
厚生労働省の諮問機関である中医協が、「現行の一律料金では医者の能力向上を妨げる」
として検討を開始したそうだ。
技術次第で報酬は最大2倍の差が開く。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060725k0000m010129000c.html

ということは病院も美容院みたいになるってことだ。
担当医の技術によって患者負担は左右され、しかも患者側から医師を指名する形が浸透してくるだろう。
人気のある医者には簡単にかかれないようになり、病気になるタイミングによっていつもの先生にかかれなかったり、「指名」のない初診時には見習い医師が出てきたりってことにもなるんだろうか。
診療報酬に2倍の差がつくってことは、貧乏ならば泣く泣くランク下の医師に診てもらうしかなくなる場合もありうる。
ってことは、貧乏でお金が払えなかったばかりに医療事故や診療ミスの起こる確率が高い医師を選ばざるを得ず、そうなったとしても、
「あらかじめランク付けで情報公開はしていた」
とか言い逃れられて、またもや患者の「自己責任」にされるのだろうか。

これが「改革」の成果だよ。
今日本では、改革=善とする風潮が高く、改革に慎重だと「抵抗勢力」なんて言われちゃう。
だけど「改善」も「改悪」も、「改革」と言ってしまえば区別がつかなくなる。
変えることだけが目的になっちゃって、片っ端から改革競争する。
おかげで「改革」という名のもとに、「医療制度改悪」や「障害者(切捨て)支援制度」が生まれ、最後の砦である生活保護制度さえも額を少なくしたり、土地や住宅を担保にする制度が創設されたりしそうな方向だ。

そしてまた、犠牲になるのは弱者だ。
ただでさえ保険料や住民税の負担がどーんと増えて困ってる高齢者や、「自立」の名のもとに普通に生活するためのセーフティネットにさえ「料金」がかかるようになってしまった障害者は今度は医療現場でも格上治療は受けられなくなる可能性が高い。
小さい子どもだってそうだ。
子育て世代(=現役世代)の所得はけして高くない。
今の日本で一番金持ちなのは例外を除けば(普通のサラリーマンとかで考えれば)子育てを終えた50代後半~60代くらいの人たちだ。
小さい子どもを持つ「働き盛り」の30代40代なんかはまだまだ家計が汲々としている。
だけど、貧乏人だって、家族が病気にかかったときに、お金が足りないせいで格下の医師を選択するなんてことは積極的に選択したいはずがない。
最善の選択を施してやれないのならば、子どもを産むのはやめておこう、と思う人々が増えたって仕方がないと思う。

そもそも良い医師には「技術料」を上乗せって考え方ではなく、悪い医師をなくす方に力を注ぐのが先だ。
見習い美容師に失敗されたとしても髪は伸びる。
美容師の場合ならば「今日は前髪をそろえるだけだから見習いさんでもいいや」とか、「今日は気合を入れるからトップスタイリストに頼もう」なんて選択も簡単だが、主治医というのはそうたびたびころころ替えるものではない。

医療の場合には「悪い医師」がいること自体が問題ではないか。

新人医師が経験を積む必要はあるだろうが、それはたとえば手術をベテランと組ませて場数を踏ませるとか、生命に関わりの薄い軽い病気から担当するとか、他にも方法はあるだろう。
新人医師の料金を安くするってのは、弱者を練習台にしようって言ってるようなものだ。

中医協は2008年度の診療報酬改定での導入を意図しているらしい。
それまでにこの新自由主義一直線に歯止めをかけなければ、本当にヤバイことになる。

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Jul 31, 2005

つくばエクスプレス

つくばと秋葉原を45分で結ぶ「つくばエクスプレス(TX)」が8月24日に開通します。
開業前夜祭(8/23)には、つくばセンター広場特設ステージでプリンセス天功の「つくばエクスプレスイリュージョン」が行われるそうです。

他にも「つくばスタイルフェスタ2005プレイベント」がみらい平駅前会場を中心に8月24日から9月の土日祝日開催されるそうです。

最近では、複合商業施設のつくばQ’tがオープンしたり、マンション建設があちこちで建築ラッシュです。
つくば周辺の里山や田園風景が「都市化」の波に押し流されないか?心配です。

アースデイつくばの会場になった「安(やすらぎ)の森」の平地林や上境の雑木林、他にも沿線各地に点在する
里山、ほどよく田舎の「つくばスタイル」が崩壊するのではないか?
現にJR常磐線の「ひたちのうしく駅(旧万博会場駅)」では新住民向けの住宅・マンションが立ち始め、田園風景に郊外型ショッピングセンターに変わりました。

つくばが首都圏のベットタウンになるのでしょうか?
地主の中には、高齢で農地を持っていても息子はサラリーマン、いっそ高く売ったほうがいいという方もいるかもしれません。バブルの時の地上げ屋が暗躍するかもしれません。
行政や政治家も税収アップや経済発展のため、開発を推進するかもしれません。

こんな時、思い出すのは以前真鶴のマンション開発に歯止めをかけた「美の条例」。
その延長線にある「景観条例」、国立のマンション訴訟。
地元の住民が馴れ親しんだ風景を守る条例です。

里山や田園風景、永年住民が暮らしてきた生活スタイル=つくばスタイルを大切にしてほしい。

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Jun 01, 2005

CMスキップ率

野村総合研究所が、CMスキップ率について調査をしたそうです。
平均CMスキップ率64.3%、約540億の損失
HDDレコーダーに録画して視聴するときはCMスキップを使用する人が増えているという。
たしかにお客様からの問い合わせでも、CMカット機能やオートCMスキップに関する問い合わせが多い。
お年寄りでもCMカットをしてDVDにダビングしたいという要望が強い。

テレビ離れも進んでいるそうです。
PCの前にいる時間が増えているという。

テレビ局にとって収入源のCM、視聴者は見たくないと声を上げています。
CMのスポンサー企業もテレビCMは効果がないことを気づくべきではないでしょうか?
広告代理店もTVCMに代わる販促手段を検討すべきではないでしょうか?

個人がどこに居て、何から情報を得ているか?
私の場合は、通勤時間(5時間)の電車の中吊り広告です。

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May 20, 2005

次世代DVD統一交渉暗礁

次世代DVDの規格が統一される交渉が始まったと前回のブログで書いたが、ここにきて雲行きがあやしくなってきた。BD陣営の松下が「交渉は続けるが白紙に戻った。」と言明。HD-DVD陣営の東芝も「今年末には商品化する。」という。

今回も消費者の声は届かなかった。

消費者は、規格の分裂を望んでいない。
現在のDVDでも5種類の規格が乱立し大変な不便を強いられている。
この上、更に2種類の規格が出ることを誰も望んでいない。

消費者が望んでいることは、「テープのように録画ができて他のデッキでも再生ができる。」
簡単な録画再生機ではないか。
ついでにCMカットやBS録画ができれば、なおいい。
電子番組表や編集機能、高速ダビング機能は別になくても困らない。
それがいつの間にか、多機能・大容量を競うようになってしまった。

ここいらで、もう一度仕切り直しをしてもらいたい。

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Apr 26, 2005

脱線事故を起こした会社とその報道姿勢

各局、福知山線脱線事故のニュースで忙しい。
昨晩の報道ステーションなんか、天気予報もやらずにこのニュースのみをずっと報道していた。
私も各局をチャンネルガチャガチャして、かなりこのニュースを見たつもりだ。
まあ、どの局も同じだわ。
同じ「識者」がいろいろな局に出演している。
そこで、あくまでも現在、4月26日午後7:00の段階での感想なのだが。

現在のメインの論点として、「オーバーランの虚偽報告」が話題となっている。
事故現場の前の伊丹駅で車両がオーバーランをして、引きかえした件が事故の前兆であるように報道されている。
それによって1分半くらい電車が遅れたので、運転士はそれを取り戻そうとして、通常よりもかなりスピードを出したという。
識者の意見では、スピードのみで脱線することは考えにくいが、それと他のなにかの要因(置石?)が重なってあのような大きな事故が起こった可能性は否定できないという。
運転士が若干11ヶ月のキャリアであった件、過去に3回ほど処分を受けた件などが取り沙汰され、本当に運転士としての適性がある人物なのか、という点も論点となっている。
今日の朝日夕刊によると、JR西日本いわく「虚偽報告や事故隠蔽は乗務員にあってはならない。大きな問題だ。なぜこんなことをしたのか不信だ」と話しているらしい。
産経朝刊の見出しも、「問われる運転士の資質」みたいなものであった。
23歳の運転士は現段階で、まだ車両に閉じ込められたまま。
生死はわからない。

本当にそうなのか?
23歳、新人、過去に処分歴あり。
よって、不審な行動をとった本人が悪い。
JR西日本はむしろ被害者で、大変遺憾に感じている。
こんな言い訳が通用するのか?
まだ救助されていない運転士本人は、いまのところ欠席裁判状態。
マスコミの報道も、運転士の安否についての思いやりみたいなものは感じられない。

JR西日本の対応が問題だと思うのだ。
「新米」である従業員に、すべての罪をかぶせようとするかのような、謝罪姿勢。
朝日夕刊にあるようなコメントが本当ならば。

年が若いから信頼ならないような。
新米だからいけなかったような。
過去に処分歴があるから、「良い運転手」ではなかったような。

このような言い訳をする企業を信頼してはいけない。
年齢や運転歴を問題とするのは論外。
処分歴があろうと、それは個人の責任ではない。
処分をした結果、運転士に復帰させたのであれば、その時点で会社は「適格」と判断したわけだ。
人の生命を預かる仕事であれば、それなりの「会社としてのしくみ」が存在して当然だ。
当人の能力や意欲が足りなかったからいけないのだという論点は通用しない。
ましてや窮地に陥った際に、いまだ安否のわからない従業員に罪をかぶせるような、そういう了見の会社は信用できない。

このような会社は、たとえば50歳のベテランで、過去に処分歴のない運転士が今回のような事件に巻き込まれた場合、「ベテラン」「処分歴なし」を理由として、自社に間違いがなかったことを言い訳するに決まっている。
そのあたりを突っつかずに、素直にJRの言うとおりに報道を展開しているテレビ局や新聞社にも不信感はぬぐえない。

運転士の方、無事に救出されてほしい。
その人だって、少なくとも現時点では被害者であり、尊い生命であるには違いないのだから。

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Apr 25, 2005

次世代DVD規格統一

次世代DVDの規格統一の話し合いが始まったという記事が出ました。(4/21)

かつてのVHS vs βやレーザーディスクvsVHDの規格争いに、辛酸をなめられた消費者も多く今回のニュースを
聞いてホットしています。
日頃、電話を受けていて今まで録画したテープをDVDにダビングしたいというユーザーが多い。
当然、今のDVDとも互換性の取れる規格にしてほしい。

メーカー間のエゴで負担を強いられる消費者は、たまったものではない。

技術の進歩もいいが、個人の資産は継続していく。孫の代になってもひ孫の代になっても互換性の取れる
規格を望みたい。
それから操作の連続性。最近の機械はパソコンと同じで、設定や操作が難しい。
今までのテレビやビデオと同じボタンで違う機能になったりする。

人間の習慣は、そう簡単には変わらない。
電源を入れる→チャンネルを変える→音量を変える。
この位のレベルで動く機械を望みたい。

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Apr 12, 2005

働くということ

最近、「1日江戸人」作者:杉浦日向子という本を読みました。
NHKの「お江戸でござる」で一世を風靡した杉浦さんの最新本。
実は漫画家としても戯作者としても杉浦さんのファンです。

すっかり江戸人になりきっていたら
なんのなんの現代人も負けちゃあいません。

朝日新聞で「フリーター人口200万、ニートは5万人」と聞いてホッとしました。
厚生労働省とかは、社会経済にとってマイナスと捉えているようだけど
それだけ世の中、平和で成熟しているあかし=証と前向きに考えたい。
後はノーテンキな江戸人のきっぷ=心意気を学びたい。

原宿や渋谷あたりでとぐろ巻いてる若者も江戸人のカブキ者の伝統を受け継いでいる
と思えば、カワイク思える。
助六や揚巻がかっぽする江戸。
花の吉原遊郭が新宿歌舞伎町。

フリーターやニートは自分のやりたいことを探している自由人。
江戸人も武家や将軍様の規制の中で、自由を謳歌する酔狂人。

日々の暮らしに汲々としている中小企業のおやっさんや商店主もサラリーマンも
江戸人の生き方をまねてみたら世の中明るくなるような気がするんですが、
いかがでしょうか?


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Apr 08, 2005

郵政民営化をめぐって

郵便局を民営化して一般企業並にコスト意識や競争原理を取り込もうという小泉総理の悲願に対して、あくまで民営化反対の自民党。一消費者としては、今一理解に苦しみます。

民営化になったら、離島や僻地でのサービスが滞るのでしょうか?(今や宅配便が日本全国届ける時代)
預けたお金が戻ってこなくなるのでしょうか?(民間の金融機関はペイオフを実施しているのに)

年賀状や書中見舞いの風習は、別段民営化になっても消えないと思う。
結局は、郵便局を通して集まるお金の使い道を手放したくない政治家と官僚の抵抗のように映る。

公務員の地位が保証されず、職場を追われて路頭に迷う郵便局員が何百万人いるのでしょうか?
ゼネコンや金融業界は、もっと悲惨な状況にいたっているのに。

変えなくていけないのは、既得権益にしがみつく政治家と官僚の頭の中のように思う。

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Feb 23, 2005

マスコミのフィルター

しつこいが、ホリエモンのことをまた話題にする。
前回書いた「若者いじめ」の続きだが、その中で経団連の奥田会長の談話のことに触れた。
奥田会長も、やはりフジテレビの味方か、という趣旨で。

しかし、今日各種新聞を見ていたら、奥田会長の発言の趣旨が今ひとつわからなくなった。
ニュースやインターネットで見る限り、奥田会長はホリエモン批判側だと思っていたのだが。

朝日新聞
http://www.asahi.com/special/050215/TKY200502210203.html

この記事を見る限り、奥田会長はホリエモンに辛口の声援を送ったとも、とれないこともない。

しかし、産経新聞を始めとした大新聞の報道を見ると(もうリンクする気もしない。探してね。みんな特集してるから)やはり奥田会長はホリエモンに苦言を呈している。
どっちだ?おい。

つまりここからわかることは、私たちの情報源の危うさだ。
私たちはマスコミからしか情報を得ることができない。
たとえば、ブログや市民新聞JANJANや週刊金曜日や、そういう一般的ではないメディアでは、なにか心地よい見解が述べられていたりはする。
(というか、自分で取捨選択するメディアなら、多少の偏りは許される。いやなら読まなきゃ良いだけだから。そういう意味で、週刊新潮を購読するのは意思のある行為だ)

何気なく入ってくるテレビのニュース。
これを見ると、奥田会長の発言はホリエモン批判と映る。
だけど、朝日の記者はどういうところに目をつけたんだ?
偏向でないことを期待する。
大学受験ナンバー1の信頼できるメディアなんだよね?

そうやって信頼してきた朝日新聞を、他の大新聞が違う報道だったからって疑い始めている自分がいる。
信頼していた朝日を、唯一他と違う報道したから、もしかして?と思っている自分がいる。
なにを信じればよいのだ?

会って奥田さんに真意を聞けばいいんだけど、みんながそんなことしたら奥田さんだって迷惑だしな。
だから代弁者としてのマスコミがいる。

考えを入れずにそのまんま報道してよって思う一方、考えがあるからマスコミもおもしろい、とも思う。
文章やら継ぎはぎ映像やら加工しない、そのまんま生中継するケーブルテレビチャンネルでもできたら、月¥2000払ったって視聴したる。

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Feb 21, 2005

若者いじめ

日曜日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」でホリエモンを観た。
今回の討論相手はベンチャー支援企業ドリームインキュベータ社長の堀紘一氏。
外野にはサンプロレギュラーの経済ジャーナリスト財部誠一氏など。

今回の「敵対的買収」の是非自体は私などが論じられる域ではなく、本当に明日の株価は誰にもわからない、と思う。
ただ、この番組を見ていて非常に不快な気持ちになった。

堀さんや財部さんの言葉使いだ。ホリエモンに対する。
二人とも、ホリエモンよりは20歳か30歳くらい上の年代だろう。
だが、あまりにも露骨。
財部さんは、言い含めるようにホリエモンに説明。
「あなたはね。」
みたいな感じ。(そのあと財務大臣が登場したときには「はっ」みたいな口調だったくせに)
通常けっこう鋭いことをずばり言う面があり、わりに好きなコメンテーターなんだけど。
堀さんに至っては、
「あんたね。」
と、反論するときいちいち正面に座っているホリエモンに対して指を指しながら説教する。

この討論、ニュースなどではホリエモンが彼らに追求されている場面だけを切り取って放送してるから、いかにも劣勢という感じだが、実際の議論では、バカにされつつも論理が通っていたのはホリエモンの方だった。
堀さんは、今回の買収劇とは関係ない、ホリエモンの「上の者への態度」みたいなことばかりを問題とし、挙句のはて論理破綻した際には差別用語まで連発。
論理の通らない相手とはまさにこのこと。

今日、経団連の奥田会長も言った。
「金だけで何でも動くと考えるのは」云々。
「金でなんでも買える」とかいう文言のホリエモンの著書を引き合いに出したことだろうが、経団連の会長という権力者がこれを言ってしまってはまずいだろう。
フジテレビに隙はあったと認めた上でのこの発言だ。
これは「見逃してくれ。君にも心があるだろう」という理屈で、説得力はない。
「金で買った」というが、ホリエモンは「法にのっとって買った」わけで、この点で責められる筋合いはない。
奥田会長ともあろう人がその程度の反論しかできなかったわけだ。

権力が集まって総ホリエモンバッシング。
みんなで「若造を」叩くところでもう、権力者たちの余裕のなさが透けて見えるよう。
森前首相などは、教育のせいにした。

ホリエモン、朝日新聞、「権力」からバッシングされる彼らは、相手にクリティカルヒットを与えたからこそバッシングされるんだろうな・・・応援。
それにしても年齢や態度が一番大事なのね、今の日本って。
長生きしよう。

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Feb 17, 2005

学校をめぐるニュース

17才の少年が卒業した小学校で、男性教師を刺殺、女性職員に重傷を負わせた。
「小学校のときにいじめにあって教師が守ってくれなかった。」と本人の弁。

またか!という気持ちで新聞の記事を読んだ。

小学校の4~5年の時、自分もいじめにあった。
相手はクラスの中では成績優秀、優等生。先生の受けも良い。
生徒の中でも中心的な存在。
目立たない自分は、マイペース型。それがどうも気に入らないらしい。
なにかとちょっかいをかけてくる。(消しゴム投げたり、イタズラしたり)
無視するとさらに助長して、周りのトリマキを巻き込んでからかう。
こっちもいい加減やめろ!と言いたいけど言えない。

その頃、町の柔道場に通っていたのでストレスを発散できた。
その内、中学に入って学校も変わりクラスの仲間に気の合う仲間も増えて落ち着いた。

子供の世界に、教師や大人はなかなか踏み込めない。
子供同士のケンカに親が口出しするのもどうかと思う。
結局、本人が自分で解決していくしか道はない。
親は、子供が危害を加えられたり悪い仲間に入らないよう子供の日常の変化に気を配るしかできない。
今、大人に余裕がなくなって子供に目が向けられないのが気になる。
地域でうるさい親父がいなくなって、子供が自分の部屋のこもってゲームにふける。
母親も仕事で子供にかまっていられない。

文部科学省の「ゆとり教育」も学力低下で方針を転換。
現場の混乱が目に見えるようです。
「自分で考え、実行し生きる力」を試されているのは教師や地域の大人のような気がします。

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Feb 05, 2005

電機メーカー決算

電機メーカー各社の決算が発表された。
勝ち組、負け組の区分けがされている。

液晶パネルを自社で生産しているシャープは黒字。
DVDレコーダーの部品から完成品まで一貫生産できる松下は黒字。
部品を他社から調達しているメーカーは軒並み減収減益。

液晶テレビやDVDレコーダーを購入してみたけど、使いこなせない高齢者は多い。
地域の電気店を多くもっている松下は高齢者に的を絞って売上を伸ばした。
家電量販店は、家まできて教えてはくれない。(有料になります)

機能や性能、価格で売る時代は、終わった。
高齢者・主婦、一人一人にどれだけサービスができるかが問われている。

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Dec 28, 2004

ヨン様効果2000億円

「冬ソナ」に始まった韓流ブーム。凄まじい限りです。
変な政治家が行って、握手して帰ってくるよりよっぽど日韓交流に貢献している。
特に女性のハートを掴むのが、ポイント。

先日もNHKのBS2で「冬のソナタ完全版」が放送され、「録画の仕方を教えて!」という問い合せが殺到しました。
こんな感じです。
相談員:BSチューナーはデッキについていますか?
お客様:何それ?ついてないわ。
相談員:テレビで衛星放送を見ることはできますか?
お客様:見れる。
相談員:では、テレビを点けた状態で見ながら録画ができます。テレビのモニター出力をデッキの外部入力(L-1)につないでチャンネルをL-1にして下さい。
お客様:何のこと言っているか、意味分かんない。タイマー録画できないの?
相談員:デッキにBSチューナーがあればタイマー録画が簡単にできますが、ない場合はテレビを録画したいチャンネルに合わせて、つけっ放しにしてデッキのタイマーを開始時刻、終了時刻を入れてチャンネルL-1で録画できます。
お客様:テレビつけておかなきゃいけないの?
相談員:そうです。
お客様:じゃあ、いいわ。友達にとってもらうから。

願望は、国をも動かす。
ヨン様に会いに韓国へ旅行するツアー客も多いとか。
くれぐれもハメを外さずにご帰還されることをお祈り申し上げます。
それにしても、ビデオメーカーとしてBSチューナーがついていないデッキは考え物です。
「冬ソナ」を録画したいユーザーが、これほど多いのかと驚いている今日この頃です。


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Sep 24, 2004

プロ野球騒動は経営にも通じそう

ここ数日、プロ野球再編問題のニュースを連日気にしている。
私自身はアンチ巨人というだけで、とくに贔屓チームなどはなく、プロ野球ファンと名乗れるような知識や感情は野球に対して持っていない。
しかし、この統合問題は、経営とか会社という視点から、大いに興味深く見ることができる。
今回の事件により、プロ野球に関心が湧いてきて、スト明けの日には、なんと球場に試合を見に行ってしまった。
なによりも気持ちが良かったのは、今回こそは、多数派の醍醐味を自分も経験できたことだ。

今回の事件、世論の8割から9割は選手会支持、スト支持。
掲示板などで繰り広げられる読売新聞不買運動などは、もともと野球以外の論調でも読売嫌いだった私にとって、耳に心地よい騒動だった。
そうよ。もっと早くに気づかなくちゃ。
情報を知るための一番身近な新聞やテレビは、大切。
勧誘されたから、とか、景品をくれるから、なんて理由で選択するのは自分の思想と知的好奇心を粗末にすることなのです。

それはともかくとして。
今回の事件で楽しかったのは、会社などでも多々見受けられる古い考え方に対して、世論がNOをつきつけたことだ。
新規参入問題、はじめ経営サイドは、「2005年は無理、2006年ならばありうる」と言った。
選手会は反発。2005年から12球団に、という点で譲らなかった。
世論や、テレビなどの有識者の意見は、私が見た限り、2005年からの参入は間に合う。時間はある。というものだった。
(この件に関して、日テレの情報は信用おけんな、と思ったので日テレは見てない)

参入を表明しているライブドアと楽天。
感心するのはその決断の速さだ。
近鉄を買うと言っていたライブドア。
合併が承認された途端、それなら新しい球団をつくると来た。
さっさと申請を出し、とっとと仙台知事にも話をつけた。
それを知った楽天、日替わりで神戸だ大阪だ長野だと言い、今は仙台を本命としている。
この二つの会社の経営者と古頭オーナーを比較すると、スピードの違いが明らかだ。
しかも、古頭オーナーは、あえて時間をかけようとしているように見える。
やろうと思えばできるんだけど、なにか時間をかけることに価値を見出しているような。

重要な決定ほど時間をかけなくちゃ、という古い概念は、最近の経営者にはあてはまらないらしい。
要は結果よ、と思っていた私にとってはこの騒動、楽しい。
同じ結果を出すのならば、短時間でできる方が良い。
重要な案件は時間をかけて、というのは自己満足にしかならない。
時間をかけることを良しとする人に対して演出としてやるならばともかく、単なる過程の問題とすれば、仕事は速いにこしたことはないと私は思う。

そして、私はライブドアの社長に一票。
二番煎じより、最初に声をあげた勇気を買いたい。
Tシャツで会見に臨むのも、主張があった上のことならいいじゃない。
野球界を引っ掻き回しそうなのは、こっちだな。
がんばれ、ホリエモン。

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Jul 23, 2004

自殺者が34000人

今朝の朝日新聞で自殺者が34000人を超えて、30代、40代の男性自殺者が急増という記事が載っていました。
平均寿命(男性)を押し下げたのも自殺者の増加が原因とか。

経済的に立ち行かなくなったり、会社をクビになったり上司とウマが合わなかったり理由はあるにしても死んだらおしまい。生きていればなんとかなると思う。

「いばらぎじゃなくていばらき」の著者青木さんの入院日記http://www.ibaraking.com/
を読んでみると人間生きてりゃなんとかなるという気になる。

でも「うつ病」になっている人に「ガンバレ!」は禁句なんだって。
そっと傷が癒えるのを待つしかないか。かつては居酒屋でストレスを発散するというサラリーマンもいましたが
今時は小遣いも減ってストレスの発散場所がない。

そんな人には、地域でのボランティア活動をお勧めします。
川の清掃、里山の下草刈り、間伐などで地域の人と汗を流す。
会社では味わえない充実感があります。
家に引きこもってDVD録画しているなんて、最悪!(そういうネクラさんからよく電話かかってくるけど)
変なDVDやビデオばっかり見ていてもいいことないぞー

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