Feb 15, 2006

霞ヶ浦市民の調査から見た魚たち

霞ヶ浦には一体どんな魚がいるのだろうか?
半年(7月~11月)にわたって霞ヶ浦で漁をしている「川岸屋」さんの定置網を買い上げ、魚を種類毎に選別し計量し、試食した「里浜魚類調査1日漁師」の報告会が行われた。(主催:霞ヶ浦市民協会)

最初に基調講演で「淡水魚の魅力」~淡水魚の写真を撮っている渡辺昌和さん。
淡水魚といっても一生淡水の中で暮らすフナやコイ、クチボソといった魚と海水と淡水を行き来するアユやウナギなどがある。
また同じ淡水魚でも地域によって個体差がある、魚は地域の歴史の生き証人。
むやみに希少種を守ろうと放流をしたり外来魚を持ち込むのはいかがなものか?

淡水魚の魅力は身近な魚であること。
メダカの例で、小さい体ならではの特技(隠れる)がある。田んぼで大きい図体をしていたらサギの餌食。
外来魚や鳥から身を守る術を心得ている。(例:オイカワが水際をころがりながらバスの攻撃を避ける)
観察をすること、記録を取ることの重要性を強調された。

続いてレンズから見た釣り大会、私の撮影したビデオが流れる。
漁師さんが網からハクレンを取り出す様子に「オー、でけっ」という現場の声。
ウナギやモクズガニやアメリカナマズやコイ、ブルーギル、エビなど魚がピチピチ跳ねる様子を映す。
今回の調査で取れた魚をHさんが解説。
また参加者の感想(中学生、大学生、大人)から参加する前と後の意識の変化を紹介。
参加前は、霞ヶ浦は汚れて魚が住めないから参加後は、たくさんの魚がいて、しかも食べて美味しい。

今後はイベントによらず自発的に水辺に近寄る仕掛け、川魚を食べる文化の伝承が課題。
休憩時間にロビーで漁師さんが作ったナマズの唐揚げやゴロの佃煮、シラウオやエビのかき揚げが振舞われる。あっという間になくなった。

後半のディスカッションでは、親水性を持たせる仕掛け(トンボ公園やビオトープ)
里浜というテーマで湖と人のつながりを取り戻すアイデアについて話し合われた。

堤防で仕切られてなかなか水辺には近寄れない霞ヶ浦。
透明度も少なく、うっかり足を入れると廃材やガラスで怪我をしかねない。

研究者からは10数年、霞ヶ浦に関わっているが毎年新たな発見がある。
アサザやゼニタナゴのようなシンボル的なもののみを追い求めると本質を見失うことになりかねないと厳しいご意見もいただいた。

人と湖の関わり方、様々な分野の方とこれからも話し合い知恵を出し合いたい。

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Jan 30, 2006

地域づくり人材育成講座

地域づくり人材育成講座(茨城県企画部地域調整課主催)が修了しました。(全6回)

地域で既に活動している方やこれから地域で活動しようとする方など学生から主婦、会社員、高齢者まで
様々な世代、30数名が無事修了。

防犯、防災、団塊世代の地域デビュー、介護・子育て、環境・生物多様性、地域のお宝探しが話し合われ
4班に分かれて、発表会。

私達の班は地域のお宝探し~「わたしをつくばに連れてって」
筑波大生のY君がフランス人の彼女(エミリーさん)を都内からつくばTXに乗ってつくばを案内。
Q't(ショッピングセンター)→牛久大仏→牛久シャトー農協→筑波山→ホテル青木(露天風呂)又は
ふれあいの里でキャンプ→筑波大学構内→小野小町の里→帰路へ
お土産:牛久ワイン、いしじまのピーナッツのお菓子、MAXコーヒー、つくばのパン、
「いばらぎじゃなくていばらき」(青木智也著)


茨城には豊かな自然、純朴な人間がいるのにPRが下手。
もっと地域のお宝を見直して、住んでいる地域に愛着を持ちましょうという内容。

会場からは、「エミリーは誰?」
「筑波山は縁結びの神様、デートをすると山の神様が嫉妬をして分かれるってホント?」
「農協で野菜は売っていない、農協の運営している直売場です。」
と地元ならではの質問が出ました。

他の班の発表では
団塊の世代の皆様へ「お父さんのガンバリを地域に・・・」~防災ボランティアについて
子どもから高齢者までの生き生き地域づくり~ワンワンパトロール隊(通学路の防犯)
安全に暮らせること(防犯、防災の充実)安心に暮らせること(医療・福祉・教育の充実)

その後、講師の講評、1年間のまとめ。
これからの地域づくりとリーダーへの期待。

「ボランティアも善意だけでは非力、理論武装をして財政的にも自立し、ビジネスマインドを持つ。」
「リーダーのスキルとして他者についての理解、状況の把握、ビジョンの視覚化」が語られました。

茨城県は、行政と市民の協働が他の県に比べて遅れていると言われています。
行政依存体質、陳情型政治etc
国・地方の財政が圧迫している昨今、今まで通りの「ハコモノ」や「バラマキ」はできない。
行政サービスも当にできない。地域のことは地域で解決してほしい。
その為のリーダー育成講座と見ました。

行政と市民、やっと協働のスタートラインに立った気がします。


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Mar 19, 2005

SCM地域メディア研究会

かすみがうら*ネットの前川さんから誘われてSCM地域メディア研究会に参加しました。

地域ポータルサイトを運営している方の事例発表
コーディネーター:村上 文洋さん(三菱総合研究所)
パネリスト:太田 正人さん(みえIT市民会議 運営委員長)
インターネットマガジンみえじん
尾形 真一郎さん(福島市 児童文化センター主査)
e-ネットふくしま
斎藤 直昭さん(藤沢市 企画部IT推進課主査)
えのしま・ふじさわポータルサイト
杉山 幹夫さん(シビックメディア 専務理事)
ウェブシティさっぽろ
ようこそさっぽろ
長坂 由佳さん(ささはたドッとこむ管理人)
ささはたドッとこむ
コメンテーター:前川 道博さん(東北芸術工科大学メディア研究室)

行政主導で地域ポータルサイトを立ち上げたが、行政の一方通行型のサイトで面白みがないので電子会議室や市民リポーターでコミュニティを活性化する取り組みを紹介。

後半は、地域SNSの可能性と題して
プレゼンテーション:小林 隆生さん(八代市 行政管理部行政システム部)
ごろっとやっちろ
コーディネーター:田中美乃里さん(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科)
パネリスト:小林隆生さん、河井孝仁さん(財)静岡総合研究機構、田中幹也さん(三重県総合企画局e-デモクラシープロジェクト)橋本岳さん(三菱総合研究所)
コメンテーター:粉川 一郎さん(武蔵大学社会学部メディア社会学科)

アクセス数の伸びない地域ポータルサイトをSNS(ソーシャルネットワークサービス)を利用してリニューアル、地図情報なども取り込みコミュニティの活性に成功した事例を紹介。

最後にコメンテーターの方が、パソコン通信の時代が80年代、その後バブルが崩壊して2チャンネルの時代が90年代、昨年あたりからブログやGREEやmixiといったSNSの芽が出だしてコミュニティの回帰現象が始まっていると分析。

ホリエモンが考えているのが、テレビとインターネットの融合、一方通行の情報から双方向の情報であるならば、それを実践している人達が集まっている会でした。こういう席にホリエモンを呼んでメディアの今後を語ってもらいたかった。

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Feb 03, 2005

地域サイトのセミナーのお知らせ

地域サイトを運営している「ささはたドットコム」の長坂由佳さんの公開セミナーのご案内です。
http://www.lisnet.jp/event/200502intervew/index.html
今回のセミナーは、インタビュー形式ということで原稿に書かれていない珍問答、赤裸々な現実を期待しています。

集まる方も地域の商店街の理事長や私のようなはぐれサラリーマンなど多士済々。
ちょっと授業料高いけど、お得ですよ。

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Jan 31, 2005

地域づくり団体交流会

1月29日~30日と茨城県涸沼いこいの村で開催された「地域づくり団体交流会」に参加しました。(主催:茨城県企画部地域計画課)
地域で活動している団体やまちづくり塾の卒業生を集めての交流会の1回目。
茨城県もハコモノ行政では、前知事が有名になったので、人づくり路線に変更。
オジーやオバーに若い学生さん(最近、この手の集まりに出ると何故か学生に出会うのは、講師の先生のゼミや授業に出て単位が取れるからと推察します)
それにしてもサラリーマンが少ない。(普通来ないって)

講師の先生が、基調講演を行った後で都市と農村の交流、環境問題、少子高齢化のテーマに分かれてグループ討議。全体での発表会。
都市と農村の交流では、首都圏直下型地震をマスコミにあおってもらい安全で安心な茨城をPR。(ただし茨城県人はPRベタ。もっと茨城弁を使ったらいい)
2007年問題で団塊の世代が引退する。彼らは農家の次男・三男が多い。ふるさとの景色が残る茨城をPR。
外国人も積極的に受け入れる。(つくばや水海道には既に多い)
環境問題では、里山の保全とリサイクル。
農家の高齢化で、里山が荒れている。アサザ基金や宍塚大池の取り組みを紹介。
昔の暮らしはリサイクル社会、自給自足を説くが、車社会、使い捨て文化に馴染んだ人をどう変えられる?
少子高齢化では、子育て環境の整備。女性の復職支援。茨城の場合、まだ3世代同居が多い。

夕食は、地酒(茨城は酒蔵が多い)を持ち寄っての情報交換会。
私も岩井の秀緑というお酒を持参。
うまい。
地域の話題を肴に飲む酒は格別。
北茨城、常陸大田、水戸、潮来、八郷、今後の交流が楽しみだ。


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Dec 18, 2004

いばらきまちづくり実践アカデミー

いばらきまちづくり実践アカデミーが修了しました。
この講座は茨城県都市計画部が、地域のまちづくりのリーダーを育成するために開催したものです。
実際に自分でシナリオを考え、まちでヒアリングを行い行動を起こすことを学びます。

今回のテーマは、土浦駅前地区の「にぎわい」を取り戻すためにはどうしたらいいか、です。
大型のショッピングセンター(丸井、西友)が撤退し東武ホテルも閉鎖、駅前の再開発ビルのイトーヨーカドーだけに
人が集まり周辺の商店街はシャッターが閉まっている状態です。

3班に分かれて、それぞれが発表したのですが、どれも素晴らしい提案ですが一体誰がどうやって実行するの?
という疑問符が残ります。

たとえば、駐車場になっている空き地に店舗兼住宅を建てる(商品価値がないから空いている訳で、本当に建てても
売れるのだろうか?)
空き店舗をNPOが買い取り、まちかど情報センターや託児所、デイサービス、SOHO、チャレンジショップなどに貸し出す。資金は場外馬券場を誘致しその売上の一部を当てる(馬券場は、風紀が乱れるということで以前もボツになったのでは?)
水路や掘割を復元して駅前に図書館や公共施設を集め、人の回遊性を誘導する。(お金は誰が出すのだろう?)

どうも夢物語のようでビジョンやロマンは感じますが自己満足的な内容のような気がしました。
ちなみに私の発表は、「都市と農村の交流」と「学生と地域の関わり」です。
都市周辺の農家の方にヒアリングに伺い、休耕田になった畑や田んぼを都市住民が手入れをさせてもらえないだろうか聞いてみました。結果、ハス田は素人が行ってすぐにできるものではないそうです。他の畑は休耕田がたくさん
あるよ、それならいつでもいい。」という話です。
都市住民が農家を手伝い、地産地消、自給自足の生活を目指したいと思います。

「学生が地域と関わり」を持つということも、「地域で学生が浮いている」といった危機感をもった学生と一緒にパソコン講習会を始めました。学生は地域の人にホームページの作り方を教え、地域住民は地域の情報をホームページに載せます。まだ始まったばかりですが、これから寺子屋塾みたいにしていきたいと思います。

まちづくりは「人づくり」とも言われます。
また、地域に眠っている宝探し、20世紀にこしらえた負の遺産を取り壊すことでもあると思います。
身近なところの小さなことから実践していきたいと考えています。

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