注意・危険情報と想像力
ベビーカーに子どもの指がはさまれ、あわや切断という事故が国民生活センターから報告され、マスコミでも結構とりあげられていた。その少し前には自動車のパワーウィンドウに頭を挟まれた事故のニュースもあった。
パワーウィンドウに挟まれた事故では、障害物にあたれば自動停止・反転する安全装置が運転席と助手席にはあったものの後部の窓には採用されてなかったそう。結果として重大な事故となってしまった。でも、子どもは後部座席に乗せることが多いだろうし、運転者(大人)の目の届きにくい後部の方が安全装置はより必要に思える。販売の時に、後部にはパワーウィンドウの安全装置はついてないことと子どもがパワーウィンドウに挟まれる重大事故が発生しているという情報がきっちり伝えられていたら、小さい子どもを持つ親は後部に安全装置がついていない車を購入しただろうか?ベビーカーを折りたたむ際に子どもの指が挟まると最悪切断の恐れがあることを親が認識していれば、もっと慎重に操作をしていたかもしれない。
こういう子どもの事故は親がもっと注意していれば、親が目を離さなければ確かに防げたものかもしれない。でも、もっと注意を払い子どもから目を離さないためには、こういう恐れがある、最悪こんな事態になることもあるという情報をきっちり伝えれば、親の想像力も刺激されて最悪の想定を前提とした行動をとりやすくなるんじゃないだろうか。
ものを買うのは楽しいことで、その際消費者が受け取るのはこんなに楽しい、こんなにラク、こんなにステキというベネフィット情報がほとんど。取扱説明書等には危険や注意情報をかなりわかりやすく載せるようになったと思うけど、もう一歩手前の販売段階でも危険・注意情報に接することができる工夫や努力も生産・販売者、消費者ともに大切じゃないかな。

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