Nov 26, 2006

交通安全教室

 先日子供の通う保育園で「交通安全教室」がありました。ぜひ保護者と一緒にということで、私も3歳の子供と参加してきました。

「読んで!聞かせて!交通安全キャラバン」という名称で、Hondaが社会活動として行っているものでした。内容も構成も演出も洗練されたもので、出演者も劇団の方ということでさすがプロ、1時間半に渡って子供の関心をしっかりひきつけ、横断歩道の渡り方を教えこんでいました。

http://www.honda.co.jp/philanthropy/report/report_050201.html

「道路の真ん中を歩かない!端を歩きなさい!!」「交差点の前では止まるの!」「駐車場でふざけちゃダメ~!」等々、常々子供に言い聞かせてはいますが、その場でせっぱつまってぎゃんぎゃん怒るのとは違い、きちんと丁寧に体系だって、子供の興味をひきながら説明するのは随分効果的なようでした。親としては非常に助かり、かつ参考になるものでした。

また、遊びたい盛りの3歳児を1時間半大人しくさせていてもらえるこういうイベントは大助かり。口うるさくしなくても、相手をしなくてもいいこんな時間はわずかでも貴重です。シールのおみやげまでもらって幸せそうな子供と一緒に、親もすっかり満足して帰ってきました。

調べてみると他の自動車メーカーもこのような交通安全教室は実施しているし、子供向けの環境に関する教室は業種を問わずいろいろな会社が取り組んでいるようです。食品関係では食育活動も行われているようです。でも、こうした社会貢献活動に関する情報は各社のHPのトップからはなかなかたどりつくにくいし、その内容はこういう活動をやっています、もしくはやりましたというものがほとんどです。具体的にどうすれば参加したり、出前講義をしてもらったりできるのかについての情報は乏しいです。

企業にとっては手間隙がかかるものだとは思いますが、もっと気楽に広い層が参加したり利用できると、子供のいる家庭にとっては随分ありがたいものではないでしょうか。保育園や幼稚園といった団体だけではなく、育児サークルや児童館での自主的なグループでの利用や、親子連れが集まる大型スーパーやショッピングセンターなどでの定期的な実施も考えられてもいいんじゃないかなと思っています。

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Jul 15, 2005

JR西、部下に責任を押し付ける

YAHOOニュースで見た、読売新聞の記事だ。
最近、ちょっと話題として下火になっている、JR西日本の記事がこのようにひっそりと。

(引用)
ボウリング大会の車掌区長ら処分…脱線事故でJR西

 JR西日本は14日、福知山線の脱線事故後に相次いだ社員らの「不適切行為」を受け、事故当日の4月25日にボウリング大会を開いた天王寺車掌区(大阪市)の区長や、事故電車に乗り合わせながら救助活動をしなかった運転士ら計22人を、戒告や訓告などの処分にした。

 同社によると、同区長を戒告としたほか、訓告6人、厳重注意10人など。ゴルフコンペ「神戸支社長杯」を催した神戸支社長を訓告、同25~30日の間に懇親会や送別会などを開いた駅長や保線区長を厳重注意とした。
(引用ここまでソースは下)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050714-00000215-yom-soci

出ましたなあ。
処分。

えーっと、恒内社長も、南谷会長も、まだ健在ですよね。
JR西日本関連のニュースで彼らが辞任しただのっていうのはたしか聞いてないはずだし、7月14日時点のJR西日本HPによると、まだご健在のよう。
組織図の、会社案内の会長と社長のところにちゃんと名前が出ている。

上の記事によると、ボウリング大会を開いた区長や、事故電車に乗り合わせながら救助活動をしなかった運転士が、いろいろと処分されたらしい。

ちょっとちょっとこれってどうよ?
自分らはなんやかんやの理由をつけて、役職に居残っておいて、マスコミの標的になった悪名高い社員らを、彼らの責任ということで、処分ですか。
悪いのは、ボウリングしたり、救助活動をしなかった運転士だ、ということか。
その人たちの、心構えがちゃんとしていれば、あんな事故は起こらなかったとでも?
ほとんど人権無視のような再教育を行っておいて、いざとなったら自己責任てか。

ボウリング大会については、前回、書いた通り。↓
http://akechan.cocolog-nifty.com/ad/2005/05/post_4661.html主催した人でさえも、いやいやながら、仕方なく、仕事として、ボウリング大会を行わざるを得なかったに違いないと私は思っている。

ましてや、たまたま乗り合わせた運転士は論外。
救助活動をしないで遊んでいたわけではない。
会社に急いだのだ。
自分のところの長の講演会があったから、勤務時間より数時間前に会社に向っており、それでたまたま事故車に乗り合わせたというではないか。

一般的には、
「人命よりか上司との約束のがだいじなのか」
と言われそうだが、この人たちはきつい選択をしなければならなかったに違いない。
そもそも個人の判断で、どんなに人道的なことをやろうと、この組織ならば、「命令に背いた」とかいうことで処罰しそうだ。
常日ごろから、上司との約束を第一とする(そのために命を投げ打って時間を守ろうとした運転士もいた)風土を作ってきた組織だ。

しかも、その場で救助活動をやることがベストだったかどうかは、わからない。
世間の感情は、救助せずに職務を優先したってことになるのだろうけどそれは感情論だ。
必ずしもその人たちが救助にあたれば、効果があがったかどうかはわからない。
当該会社の社員であれば、(しかもこれだけ普段から上意下達が徹底した職場であるならば)独断で救助活動するよりも、ひとまず出社して、組織的な役割を果たす方が大事だと(効果も大きいと)判断したとしても当然かもしれない。
独断で救助活動したために、自分の運転すべき電車が発車しなかったら、どういうことになるのだろう、ということも、考えるべきだろう。

マスコミの取材した再教育のビデオを見る限り、個々の社員の判断など、受け入れられない会社であるだろうことは、わかる。
君たちの頭脳などいらない、手足が必要だ。
そういう会社でしょう。どっちみち。

事故が起こったときの、あの首脳部の対応を見ていると、
今初めて頭を使ったのでうまく使えてない、という雰囲気に満ち満ちていた。
対応も、なにもかも、恐ろしくお粗末。
自分の頭で考えてこなかったから、トップからしてあの程度の対応がいっぱいいっぱいなんだろう。

今回の処分も、マスコミが本質と直接関係のないボウリング大会や乗り合わせた社員のことを必要以上に大きく取り上げたことにJR西日本が反応した応急処置だろう。
ひどい話。
この人たちが処分された理由は、
「マスコミに嗅ぎ付けられて、わが社のイメージを悪くした」
とか、そのあたりが本音なんじゃない?
やつあたりっていう種類の。

権限を与えられない者に責任だけ押し付けるのは、間違えている。

この組織だけではないだろう。
権限と責任のアンバランスは、どこの組織でも、ある程度存在する。
たいがい、弱い立場の者に不利な形で。

組織では、上下関係があり、下の者は、ないがしろになる。
おうおうにして、何を言われても受け入れざるを得ないから下の者は無抵抗だ。
上は、その理不尽に気づく必要もない。
上になってしまえば、すごろくの「上がり」みたいな感じになるのが日本の企業だからだ。
今までないがしろにされても耐えてきたんだ。
せっかく上の立場になったんだもの。
この権限を使わずしてどうする。
なーんて。
(全員ではない、と言っておこう。なかには、良い上司や経営者もいる)

忘れた頃に、こういうせこい処分を行って、いまだに社長が居座っているJR西日本。
本気で、救助せずに出社した社員が悪いと思ったのだろうか。
社員の自主的な判断をもともと尊重する風土があったとは思えない。
案外、マスコミが騒がなかったら、いろいろ惑わされずにまっすぐ出社したことを評価する土壌だったりして。

組織のすごくずるいところをまたまた見せてくれた。
下の者も、上の者も、このニュースから考えさせられることは非常に多いのではないか。
マスコミも、この大きなニュース。
その場だけ騒ぎ立てるのではなく、継続的に、時々追っかけて、伝えるべき。
ちょっと関心が、テロとか郵政に行ってる間にこういう処分だもんね。
隅におけない、ってか?


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May 06, 2005

JR西日本のボーリング大会に関する考察

最近のJR西日本の脱線事故関連報道は、例によって「個人バッシング」方面に向っている。
今日現在では、隣区の職員43名のボーリング大会問題だ。
事故当日0:30の開始であったが、参加者のうち13名が事故を知っていたにも関わらず参加したという「モラル低下」が大問題として責められている。
朝日、日経とも夕刊社会面の見出しは「13名、重大事故と認識」のようなものだった。
テレビでも、マスコミ各社は一様にJR西職員の「人間性」について疑問を提示している。

結論から言えば、このような主観的な報道、個人の責任におとしめる問題点の矮小化には毎度ながらため息が出る。
このような飲み会はJR西日本に限ったものではないし、飲み会に参加した人間が悪いと決め付けるような物言いは、ことの本質を見逃させる。
「この会社の従業員であることに胸を張れるのか」
などという論調にはほとほとあきれる。
こんなこと、JR西日本に限ったことではないじゃない。
事故という「不祥事」と、飲み会がたまたま重なった。
参加した(させられた)人間の人格まで批判する資格が誰にあるのか。
感情論に終始するマスコミの姿勢は、とても「公共性」があるとは言えない。

いつものようにマスコミ批判から書き出してしまったが、今回言いたいのは、ボーリング大会や飲み会をはじめとする社内イベントについてだ。
私は7、8社くらいの社歴があるが、社内の公式イベントとしての全員参加の飲み会が存在しなかった会社は一社もなかった。
半数くらいの会社ではお決まりの「ボーリング大会」もやった。
派遣で週2日、半日だけアルバイトしていた会社も、忘年会の際には終日勤務を命じられ、無理やり参加させられた。
アルバイトの日給くらいの参加費を徴収された。
入社早々8日間のカナダ旅行に連れていかれた会社もある。
いずれも「懇親会」との名目で、開催が決定すれば逃げるのは難しい。
比較的自由な雰囲気の会社では、イベントを何にするかで社員にアンケートをとったところ、「熱海一泊」を全員が拒否し、「日帰りのナイトクルージング」に決まった。
その会社は今から考えてもわりに珍しい部類で、意見を言う社員が尊重された。
社員旅行を企画しても、ドタキャンする社員が複数でるような風土。
社員にとっては居心地が良いとも言える。

そう。
強制的な「イベント」を、楽しみにする人間はとても少ないのだ。
下っ端や、新入社員にとってはかなり地獄。
「仕事するだけじゃだめなのか」
と感じた経験は、飲み会好きの私でさえも複数回ある。
かなりの変わり者で通す人や、ずば抜けて優秀な人以外は、こういうイベントを拒否するのは難しい。
「協調性がない」
と判断され、評価にも影響するからだ。

今回のJR西のボーリング大会に関しても、参加していた一人一人は楽しんでいたわけではなかったと容易に想像できる。
非番の車掌や事務員が、有給休暇をとって参加していたという。
有給まで会社のために使わなければならない悲哀を感じる。
それだけでもおもしろくないのに、モラルや人間性を疑われるのは悲しすぎる。
ボーリング大会問題が露呈したのは、日本型上意下達風土の問題点ではなかったか。
自らの倫理観や正義感よりも重視しなければならない社内の人間関係。
皮肉にも「懇親会」が社内コミュニケーションになにも役立っていないことの証明のようになってしまった。
会社存続の根幹にも関わる重大事件と認識した人間が3人に1人くらいいたにも関わらず、大会の中止を表明できないような懇親会。

この事件を個人のモラルの問題と片付けてはいけない。
JR西日本が特別モラル低下していて、それに憤り、常識ハズレと叩くのは簡単だ。
叩く人のおおかたは、自分ならそんなことしないと思ってるんだろう。
だが、社内の懇親会を拒否するには、実際勇気が必要。
安穏な人間関係を捨てて変人として生きる覚悟も必要だ。
おおかたの人がそんなことやらない。できない。
だからくだらないイベントがどこの会社にも存続している。

社内の懇親会という儀式を見直し、業務そのもので社内の人間関係を創って行こうよ。
その方が楽だよ。
みんな本心ではそう思ってるんだよ。
こういう問題意識を世間が持てるいい契機だったんだけどな。

社会経済生産性本部のこんな調査もあるよ。

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Feb 10, 2005

ホリエモン応援

ホリエモン、今度はニッポン放送の株買った。
もう、私この人おもしろくっておもしろくって出てくるとわくわくしちゃう。
レギュラー出演してる平成教育委員会(最近、ちょっと題名変わったよね)でも、東大なのにけっこう間違えててなにかほっとする。
ええかっこしいじゃないんだろうな、と思う。
自信ないとできないよね。人前で「間違える」って。

ニッポン放送株買収は、フジテレビに大きな影響を与えるらしい。
詳しいことは、YAHOOニュースなどで確認してね。
風が吹けば桶屋が、みたいなこの関係、私にはうまく説明できない。
大体ニッポン放送って日本テレビと関係あるのかと思ってた。

そこで登場したのがフジテレビの日枝会長だ。
フジテレビはライブドアと業務提携する気は毛頭ないという。
その、言い訳がまた楽しい。
「知らない人。会ったこともない」
プロ野球球団を買おうとしたときも、こういうこと言われてなかった?ホリエモン。
「知らない」って。
御社の番組にレギュラー出演してますよ。フジテレビさん。

ホリエモンって金持ちで頭いいのになにか、おエライ人にえらく嫌われるね。
ソフトバンクの孫社長も、「普通、もう少し会うなりして仲良くなってから」とコメントした。
楽天の三木谷社長は言わずもがなプロ野球騒動のとき、とってもおとなしく礼儀正しく好青年な感じに参入した。
(参入決まった途端にひげ生やしてもとの顔に戻ったのは笑った。最初いやだったけど、好きになった。応援する)
威勢の良いホリエモンも、そういう手腕では残念だが彼らには負けるのかも。

ただ、あれだけの人がそんなことわからずやっているはずはない。
何か作戦だの主張だの信条だのがあった上でのこういうやり方に違いない。
みんなが実はやりたい「自己主張」をするっとやってるところがホリエモンの魅力。
絶対、折れて欲しくないな。
日常生活でいろいろ「折れて」る我々は、テレビの中のそういうヒーローを見て少しほっとする。

フジテレビ、ホリエモンの出てる平成教育委員会(ごめん、新しい番組名忘れた)の放映を中止したらしいけど、それは逆効果。
すんごく視聴率取れる週だったのにな。

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