朝からIP電話の調子が悪い。
IP電話とパソコンをつなぐ(?)機器に「VoIPランプ」というのがついていて、通常緑に点灯している。
今朝、そのランプが赤く点灯しているのを発見した。
IP電話が利用できない場合、赤く点灯する。
説明書をみて設定確認、接続確認をするも異常はみつけられず、サポートに電話をかける。
サポートセンターは、「申し込みか障害か」「インターネットかメールかIP電話か」などの質問に数字を押して答えていき、最後にようやく人間につながるという、プロバイダーによくあるタイプだ。
だが、肝心の「人間につながる段階」が混雑しているらしく、「しばらくお待ちください」のアナウンスが時折はいるばかり。
5分間は待ったが、それ以上は我慢の限界。
私はあまり気が長くない。
もう一度、自分で解決すべく説明書を引っ張り出す。
プロバイダーのWEBサイトも参照する。
言いたいことは2つだ。
ひとつは、サポートセンターへのフリーダイヤルの繋ぎ方だ。
プッシュホンを何度も押させた末に「混雑してます」っての、いいかげんにどうにかしなさいよ。
そういうのって、かけたこちらの電話番号とかわからないのかなあ。
発信者番号通知とかが可能な現在、技術的にそういうのって無理なの?
顧客に自分の電話番号を入力させ、折り返し電話する、とか、そういうことってできないの?
「混雑しています。そのまましばらくお待ちくださいませ」の案内では、顧客をなごませる(?)ためか、桜餅の食べ方だのそういう雑学を流して待ってる人が聞けるように工夫している。
だが、顧客が今知りたいのはそんなことではない。
電話が繋がらない場合に顧客をそのままの体勢で待たせるという本質的な問題を解決せずして、顧客を怒らせない工夫ばかりが目立つ。
誰のための工夫だ?
もうひとつは、マニュアル類の作り方だ。
このIP電話のマニュアルは次の通りである。
・お使いになる前に(A5の冊子、白、20ページ)
・IP電話使い方ガイド(A5、ピンク、4ページ=つまりA4を二つに折ったもの)
・つなぎ方ガイド(A2を四つ折、カラー、立派な紙、全部広げないと読めない)
・IP電話設定ガイド(A4の普通の白い紙1枚)
・サービス開始のご案内(A4の普通の白い紙1枚)
これらの題名を見て、何が書いてある書類かひと目でわかる?
ちなみにトラブルシューティングは「お使いになる前に」の中ほどにあった。
説明も分散し、「詳しくは○○ガイドをご覧ください」とか書いてあり、そのつど当該のガイドはどれだよ、と探す羽目になる。
しかも、それぞれの「ガイド」のサイズが違うのは、なに?
ばらばらになって使いにくいったらない。
フリーダイヤルが繋がらないのはそれだけサポートセンターが多忙だってことだろう。
もちろん、全部の電話に必ず出られるような組織作りはなかなか難しい。
電話の数は日々違うだろうし、最大の場合を想定すれば、人件費がかかりすぎる。
窮余の策として、桜餅の話などを流すようにしたのだろう。
だが見方を変えれば、サポートセンターが忙しくならないような工夫はできるのではないか。
それがマニュアルの整備である。
多くの顧客は、電話をかけて待たされるよりも、自分1人で解決できるにこしたことはないと思っている。
順序としては、マニュアルを読み、それでわからなかった場合にサポートセンターに問い合わせる場合が多いだろう。
上記のようなマニュアル類はプロバイダー側の自己満足でしかない。
凝ったカラー印刷やわざわざA4サイズを二つ折りにする理由がわからない。
それぞれの書類の名称も、顧客には趣旨が伝わりづらい。
そもそも顧客は、この機械について何種類のマニュアルが存在するのかを知らない。
マニュアルに書いてないのか、自分がマニュアルを一部紛失したのかの区別がつかない。
マニュアルは保存しておくものだと考えれば、様々なサイズがあるのは迷惑だ。
A4に統一すべし。
一冊にまとまっているのが望ましいが、何種類か作るのであれば通し番号をつけ、何番まであるのかを提示すべし。
もしくは、紙の色で区別すべし。(「詳細は黄色のマニュアルをご覧ください」とかの方がわかりやすいと思うぞ)
念をいれて、番号と紙の色を併用すればなおよろしい。
サポートセンターは、電話の数を競ってはいけない。
トラブルシューティングの電話は少ない方が、顧客満足が高いということだよ。
ついでに、この会社の「障害・メンテナンス情報」をネットで調べた。
毎日たくさんのメンテナンスを行っているようだ。
だが、そのリストはメンテナンス日順でもなく地域別でもなく、発表日別を採用している。
だから遡って全部みないと「4月29日メンテナンス」の地域が調べられない。
これも、企業の論理を優先した結果、顧客にとってわかりにくい配列になっているのだ。
情報開示のための情報開示でしかないからだ。
あーあ。
頭にくるけど、そろそろもう一度サポートセンターに電話しよう。
朝一番、午後一番よりかは昼休み直前、とかの方が電話の本数も少ないんだろうし。
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